定年祝いの記念品として贈りたい、贈られたい伝統工芸品

定年祝いの記念品として贈りたい、贈られたい伝統工芸品

人生の節目であり、第二の人生の幕開けでもある定年退職。そのお祝いに欠かせないのが記念品やプレゼントだ。伝統に裏打ちされた高級感があり、なおかつ生活必需品として毎日使える伝統工芸品は、記念品やプレゼントにぴったりだといえるだろう。ここでは定年祝いにふさわしい伝統工芸品をご紹介したい。

「定年祝い」について知っておきたい、しきたりやマナー

定年を迎えた方にとって、長年勤めた職場を去ることは寂しくもあり、やり遂げたという達成感もあるだろう。送別会は最終出勤日の直前ではなく、余裕をもって日時を決め、退職される方の引き継ぎなどの妨げにならないようにしたいものだ。

定年祝いのプレゼントは職場の後輩一同から、また、家族から贈られることが多い。職場からは、長年勤めてきたことへの感謝とねぎらいの気持ちを込めて、送別会や最終出勤日に花束を添えて贈り物をするのがしきたりになっている。お祝いを渡すのが早すぎると退職を歓迎しているように感じられてしまうことがあるので注意したい。家族からは最終出勤日の夜に、離れて暮らす子や孫も集まって、食事やお酒を交えてお祝いするのが一般的だ。

職場から贈る「定年祝い」には、第二の人生を彩る品物を

職場からは、退職後の第二の人生を楽しむための物として、後輩一同でお金を出し合い、高級品を贈ることが多いだろう。ご夫婦で暮らしている方なら、ペアのコーヒーセットや茶器、配偶者がいない方ならコーヒーミルや高級タオルなど、ゆったりと充実した時間を過ごせるような品物が適している。

職場から贈るおすすめ①【有田焼のコーヒーセット】

佐賀県有田町周辺の地域で製造される有田焼は、日本で最初の磁器だといわれている。誕生から400年を経て、誰もが知る高級磁器の代表格となった。ペアのコーヒーカップとソーサーのセットは多彩な絵柄のものが市販されていて、贈られる方のイメージで選べる。上質なひとときを過ごせる有田焼のコーヒーセットは、本物を知る大人にこそしっくりくる逸品だ。

職場から贈るおすすめ②【上野焼の茶器】

福岡県田川郡香春町、福智町、大任町で茶陶として発展した上野焼。絵付けがされた製品はそれほど多くはなく、土の発色や釉薬(ゆうやく)の流れ方など、一点一点に異なる味わいを楽しむ焼物だ。ゆったりとおいしくお茶を楽しむことができるだろう。

職場から贈るおすすめ③【今治タオルセット】

国内最大規模のタオル産地として知られる愛媛県北部の地で、120年の歴史を刻み続ける今治タオル。現在では伝統的な技術と最新技術が融合した、使い心地のいい製品の数々が作られている。柔らかな肌触りと優れた吸水性は、悠々自適な第二の人生を楽しんでもらいたいと願う定年祝いにぴったりだ。

家族から贈る「定年祝い」には、趣味や好みに合った品物を

家族からのプレゼントの場合は、定年を迎える方の趣味や好みに合った温かい品物がいいだろう。男性なら酒器や財布、帽子など、女性なら花器やストール、バッグ、アクセサリーなどが喜ばれている。

家族から贈るおすすめ①【江戸切子の酒器】

ヨーロッパのカットグラスの技法を取り入れ、東京で発展してきた江戸切子。矢来や菊、麻の葉など、着物にも使われる和の文様が刻まれているのが特徴だ。冷酒用の酒器セットやワイングラスは上質な時間を演出してくれる。
→ 江戸切子

日本工芸堂 山田硝子 ロックグラス「漣(さざなみ)」 グリーン
→ 山田硝子 ロックグラス「漣(さざなみ)」 グリーン

家族から贈るおすすめ②【大阪錫器の酒器】

大阪錫器は、大阪府大阪市で製造されている錫(すず)の器だ。かつては金銀に並ぶ価値を持っていたという錫が贅沢に使われている。中でも酒器は磨き込まれたなめらかな飲み口が特徴だ。加熱にも冷却にも優れ、焼酎好きの男性には大変人気。ビール用のタンブラーとしても重宝する。
→ 大阪錫器


→ 大阪錫器 タンブラー ペア セット クレールシリーズ ベルク (小)

家族から贈るおすすめ③【近江の麻のストール】

滋賀県の地域ブランドである近江の麻。麻織物に適した自然環境で、700年もの間受け継がれてきた。中でも近江の麻100%で作られたストールは一点一点風合いが異なり、本物にこだわる大人の女性に喜ばれる贈り物になるだろう。

まとめ

一口に「定年祝い」と言っても、贈られる相手やその方との関係性によって、選ぶべき品物は変わってくる。相手のことを思いながら、選ぶ時間も楽しみたいものだ。人生の節目を飾る定年退職にふさわしい伝統工芸品を、感謝とねぎらいの気持ちを込めて贈ろう。

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