オンラインショップ売上の1%を工芸産地へ寄付。
日本伝統の想いをつなぐ「1% for 日本の工芸育成」
プロジェクト開始
「買って使う」から
「買うことで支援する」へ

「日本の伝統工芸を多くの人に、世界に知ってほしい」
そんな思いから始めた日本工芸堂の取組み。
しかし、伝統工芸に携わる職人さんの話を聞くとき、多くの方が同じ話をしてくれました。
「続けられなくなる日がくるかもしれない」
売れないなら売る努力や工夫をすればいい、需要がないなら、需要を作り出せばいい。 しかし、それは「作る人がいる」「作り続けている」という状況が前提のこと。
職人の高齢化が進み、後継者が少なくなっている今、長く受け継がれてきた技をつなぐ人材は少なくなり、「作り手がいなくなる」という現実はすぐそこまで来ています。15年後、今ある伝統工芸で残っているものがいくつあるのか。多くの産地には、そんな危機感があります。

一方で、
「私も応援したいのです」
そんな声をいただくことがあります。
日本工芸堂で工芸品を購入されたお客様やご関心ある方々からは、日々、さまざまな声が届きます。
・「とても素敵な工芸品だったから、伝統工芸の産地を応援したい」
・「どのように作られているのか生産の様子を見てみたい」
・「自分が感じている伝統工芸の魅力を一緒に発信したい」
皆様、日本の伝統工芸が好きで、産地や職人の皆さんに貢献したい、という想いがこもっていました。
愛すべき日本の伝統工芸を未来へつなぐために、私たちになにができるのか。

未来への一歩として、当社は“想いをつなぐための「1%」”から始めることにしました。当該サイト売上の「1%」を日本の伝統工芸の育成、産地活性化のために使います。
伝統工芸のファンの皆さんと一緒に、もっと見える形で、もっと直接的に産地や職人を支援することで、日本の伝統工芸が抱える課題を一つでも解決するための取組みを行っていきます。
職人や産地と触れ合ってその魅力をより多くの人に発信していくこと。楽しみながら、学びながら、産地と共に歩む活動を目指していきます。
最初はわずか、かもしれません。ですが、多くの皆さんの賛同を得ていけば、プロジェクトを次へ展開していけるかもしれません。可能性を秘めた1%として大切に育てていきます。
日本の伝統工芸を未来へ。そう思って行動する人を一人でも多く。日本工芸堂の新たな一歩を、皆さんと一緒に踏み出したいと思っています。



世界が愛する日本の「SIKKI」
代表産地「会津」の未来への貢献
「1% for 日本の工芸育成」プロジェクトで、日本工芸堂が取り組むのは「会津塗職人の育成」です。具体的には会津塗の職人を育成している「会津漆器技術後継者訓練校」に、日本工芸堂の年間売上の1%を寄附し、職人の育成を支援したいと思います。
漆器は日本を代表する伝統工芸として世界に知られているものです。中でも会津は輪島や津軽より長い歴史を持つ産地。400年以上作り続けられており、蒔絵や沈金などの高い技術が受け継がれています。
しかし各産地の抱える課題同様、会津塗の職人も高齢化が進み、廃業を考える職人も少なくありません。中期的に会津塗の継承が難しくなるという危機感から、会津漆器協同組合が作ったのが「会津漆器技術後継者訓練校」です。
産地メーカーとともに組合や自治体が力を合わせ、2年間の訓練の場を設けています。伝統工芸士による技術指導は充実しているが、訓練生の生活支援や学ぶ環境の整備、卒業後の就労場所の確保など、抱えている課題点もあるそうです。
当社としてはこららの側面支援、作り手を育成する場所をサポートしていければと考えています。今後のプロジェクトの進捗は当該サイトに特設ページを設けるとともに各種SNSで発信してまいります。お客様の気持ちと産地の課題をつなぐ一助になれるよう尽力して参ります。
>会津漆器技術後継者訓練校へ寄附金の贈呈式を実施(2023.06.09)
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