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カート

カートが空です

常滑焼

愛知



愛知県常滑市で生まれた常滑焼は、日本六古窯のひとつに数えられる、平安時代後期から続く伝統陶器です。鉄分を多く含む知多半島の土を使い、焼成によって赤く発色する「朱泥(しゅでい)」が特徴で、特に急須の名産地として知られています。朱泥急須は、お茶の渋みを和らげるとされ、注ぎ口のお茶切れの良さや手に馴染む持ちやすさでも高く評価されています。

文久年間(1861〜1869年)、初代・杉江寿門(すぎえ・じゅもん)が、中国江蘇省の宜興窯(ぎこうよう)に伝わる急須製法(パンパン製法)を学び、それを基に、従来のロクロ成形技法を活かして独自の朱泥急須を生み出しました。この革新が常滑急須の基礎を築き、常滑焼に新たな命を吹き込みました。のちに人間国宝も誕生するなど、朱泥急須は常滑焼の再興と発展の象徴ともなりました。

また、常滑市はタイルの名産地であると同時に、招き猫の生産量日本一を誇ります。市内には巨大な招き猫や39体の個性豊かな猫が並ぶ「とこなめ招き猫通り」もあり、街全体がやきものの魅力に包まれています。焼き物の歴史と風情が味わえる「やきもの散歩道」は、平成19年に「美しい日本の歴史的風土準100選」に選ばれました。常滑のまちは焼き物文化と融合して魅力を発信しています。

常滑焼のブランド一覧

玉光陶園 / 愛知県常滑市

玉光陶園は、1961年の創業以来、三代にわたり常滑焼の伝統を受け継ぎ、特に朱泥急須の製造で高い評価を得てきました。陶芸教室や地域活動にも積極的に取り組み、常滑焼文化の継承と発信に力を注ぐ信頼ある窯元です。

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