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記事: 自宅で楽しむ伝統工芸品とは?

自宅で楽しむ伝統工芸品とは?
#工芸品を使う

自宅で楽しむ伝統工芸品とは?

ほっとする、楽しめる、パワーをくれる、そんな工芸品がたくさんあります。
自宅に居ることの増えた皆さまが、おうちにこもりながらも「ほっとしたり」「トキめいたり」「ちょっと元気になったり」できる、そんな日本工芸堂ならではの逸品をピックアップしてみました。どうぞ、この機会に伝統工芸品を手に取ってもらい、あなたの毎日の暮らしが少しでも「豊か」になりますように。 

たまには夫婦で晩酌はいかが?

気分の上がるグラスで夫婦円満、いいかも

突然ですが、あなたは晩酌される方ですか?実は、夫婦で晩酌をするのは「夫婦円満の秘訣」なんだとか。実際お酒を交えてだと普段なかなか話せないことも話せるってこと、ありますよね。お互い共働きで時間のない方でも、夜一緒にゆっくりできる時間が増えたのではないでしょうか?

そんな晩酌の時間を盛り上げてくれる「4種類のグラス」をお酒の種類ごとにセレクトいたしました。キラキラ輝くグラスが、気分を上げてくれること間違いなしです。

○ビール派のあなたにおすすめ
副島硝子 虹色一口ビール


肥前びーどろ 虹色一口ビール(副島硝子)のページへ

虹色に輝くビールグラスは、「肥前びーどろ」。

江戸時代からの、息の吹込みで製形する「宙吹き(ちゅうぶき)」技法で作られた逸品です。あえてでこぼこをつけた表面は、光の反射を複雑にし、輝きを増す仕掛けなんだそう。「虹色」シリーズでは色々な形のグラスがありますが、こちらは小ぶりなので上品。手にも馴染みやすく特に女性には人気です。ビールを少しずつ注ぐのが楽しみになりそう。

副島硝子 虹色一口ビールの特長
  • 「肥前びーどろ」は佐賀県の重要無形文化財に指定されている
  • 赤、黄色、青、紫、水色の5色の色ガラスを配色
  • 底に入った気泡が可愛さを増す
  • 江戸末期からの伝統を守り続けている
  • 現在、副島硝子工業所1軒のみの生産

「肥前びーどろ」について詳しく見る
「副島硝子」について詳しく見る

○ワイン派のあなたにおすすめ
津軽びいどろ 台付きグラス


津軽びいどろ 台付きグラス(北洋硝子)のページへ

初夏を感じるこちらのワイングラスは、「津軽びいどろ」。
エメラルドグリーンとスッキリした鮮やかなブルーのグラデーションが綺麗でずっと見ていたくなります。こちらも型を使わず「宙吹き」で作るひとつひとつ丁寧に作らる色ガラス。実は一度絶版となったそうで、青森県伝統工芸士の職人の手で蘇らせた試行錯誤の復刻品なんだそうです。

量産されるグラスは沢山溢れていますが、世界に2つとないグラスで楽しむワインの味は格別ですよね。伝統技術に触れながら夫婦で特別な時間を過ごしませんか?

北洋硝子 台付きグラスの特長
  • 「津軽びいどろ」は一度絶版となったが、青森県伝統工芸士により復刻
  • 「青森」シリーズは青森の青い風と緑の山々がモチーフ
  • ガラスの中に表現されるのは「津軽の自然の美しさ」
  • 鮮やかな色ガラスが人気で、世界からも注目
おすすめポイント

ワインなどお酒だけでなく、ジュースやアイスコーヒー、炭酸水にキュッとレモンを一絞りするのもオシャレで◎

「津軽びいどろ」について詳しく見る
「北洋硝子」について詳しく見る

○ウイスキー・焼酎派のあなたにおすすめ
山田硝子 オールドグラス 縁繋ぎ 瑠璃/グリーン

江戸切子 オールドグラス 縁繋ぎ 瑠璃(山田硝子)のページへ
江戸切子 オールドグラス 縁繋ぎ グリーン(山田硝子)のページへ

こちらは、山田硝子三代目による江戸切子のオールドグラスです。模様がとても細かくって万華鏡みたい!うっとりしますね。

この模様は、江戸切子伝統の文様「菊繋ぎ」の間に、細かい玉をカットしたオリジナルデザインの「細菊玉繋ぎ紋」というものです。手の中で無数の星が輝いているような、そんな贅沢を味わえます。

切子ならではの細いカットによる光を眺めながら、程よいグラスのどっしり感を楽しんでみてください。カラーは、瑠璃色とグリーン。あなたはどちらがお好みですか?

山田硝子 オールドグラス縁繋ぎの特長
  • 細くカット数が多い模様は職人の高い技術が必要
  • 「山田硝子」の三代目、真照氏は「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT」で51人の匠の一人として選ばれている(2017)
  • 「日常生活に華を添えたい」という山田硝子職人の想いがこもる逸品
おすすめポイント

細い線と小さな玉が連続する模様は「つながり」を表し、 縁起が良いと言われているのでプレゼントにもおすすめです。

「江戸切子」について詳しく見る
「山田硝子」について詳しく見る

○日本酒派のあなたにおすすめ
伝統工芸士木村泰典 矢来紋 クリスタル酒器三点揃

江戸切子 伝統工芸士木村泰典 矢来紋 酒器三点揃(太武郎工房)のページへ

さて、最後は日本酒に合うとっておきの切子をご紹介。伝統工芸士である木村泰典氏が手掛けた片口徳利とぐい吞みの江戸切子です。

「伝統工芸士」という言葉を耳にしたことはありますか?あまり知られていないかもしれませんが「伝統工芸士」とは国家資格です。実務12年以上など資格条件の道のりも長く、知識試験・実技試験を通過した職人だけが持てる資格なのだそうです。江戸切子ではカットを入れたことで起きる光の屈折がとても綺麗なのが魅力ですが、 高度な技術がないと綺麗にならないのだそう。

まさに、伝統技術を次世代に伝えていく伝統工芸士だから作れる光、ですよね。こちらの酒器は純国産クリスタル硝子が使われており、さらに高度なカットを施すことでその透明度や輝きを更に引き出してあります。ぜひ本物を手に取って、光を映す感動をご夫婦で一緒に味わってみてください。

カラーの種類は「金赤」「瑠璃」、高級感の際立つ「琥珀瑠璃」「琥珀緑」、そして、クリアな「透き」の5種類。

伝統工芸士木村泰典 矢来紋酒器三点揃の特長
  • 完全国内生産の、国認定「伝統工芸士」が手掛けた切子
  • 高度なカット技術により透明度や輝きを最大限引き出している
  • 純国産ガラスを使用した匠によるグラスはまるで宝石!
おすすめポイント

矢来紋(やらいもん)とは、「物事の基礎を作る」「基盤を固める」とされる縁起の良い伝統模様。飽きが来ず一生使えるクリスタルです。

「江戸切子」について詳しく見る
「伝統工芸士 木村泰典」について詳しく見る

よし!ひさしぶりに、筆で手紙書いてみよう

○小ぶりで可愛い!だけど本格派の筆セット
ポータブル書道セット 花陶硯 プチ硯セット(きんぎょ/さくら/富士山/月うさぎ/松/梅/竹)

 

昔、小学生くらいの頃でしょうか。小さい缶ペンや鉛筆、消しゴムのセットを集めた経験はありませんでしたか?小さいものってそれだけで可愛いんですよね。続いては、おうち時間がもっと充実する「小さな工芸品」をご紹介。

ポータブル書道セット 花陶硯 プチ硯セット 富士山(よしだ書道具店)のページへ

こちらはコンパクトサイズの陶硯(とうけん)※と筆、墨などの5点セットです。
硯のサイズ長は11cm程度。手のひらサイズの収納箱に入れてどこでも気軽に持ち運べます。
※陶器で作られた硯(すずり)のこと

ただ小さいだけではないんです。実は書道家にご利用いただくほど「本格派」の上級品。白が目を引く硯は有田焼の特製硯、筆は化粧筆で有名な広島県熊野筆の特注品、墨は三重県の伝統工芸士が作る鈴鹿墨、というそれぞれが贅沢なセットなのです。

家にこもっている間、会えない友人や遠く離れたご両親、お子さんなど大切な方に筆でお手紙書いてみませんか?陶硯の裏面は、可愛い和柄(7種類)で選ぶのも楽しく、お好きな色の彩墨と組み合わせ可能です。

彩墨のカラーは5種類から選べます。
墨をうすく摺ると、水彩のような味のある色墨に。墨をたくさん摺ると、どの種類の墨も徐々に黒(墨)になります。お好きな柄の硯と組み合わせが可能です。

動物の毛を使った特注の熊野筆は、思い通りの線がひけるよう筆先を絞ってあり驚くほど字が書きやすい。

動画で、使い方をチェック

さらに嬉しいのは、片付けが少量の水と付属のスポンジだけでとっても楽なところです。動画で分かりやすく説明しています

普通の書道セットは敷居が高いですが、より気軽に手軽に心地よく使えること間違いなしです。

よしだ書道具店 花陶硯プチ硯セットの特長
  • 小さいながらも書道教室や硯屋からも認められている本格派
  • スポンジで軽く拭きとっただけの筆でも、バリバリに固まらない
  • 開発に9年もかけた特製硯は、「なめらかな摺り心地」と拭き取る際「墨が黒く残らない」の両方を絶妙に叶えた逸品
おすすめポイント

文字を書くことは、脳を活性化したり気持ちを落ち着かせる嬉しい効果もあると言われています。墨の香りにも癒されそう。

「よしだ書道具店」について詳しく見る

毎日使う食器を見直して、上質&カラフルな食卓に

○おうちの断捨離ついでに、食器もリセット
とりどりわん(ナチュラル/ホワイト/ピンク/イエロー/ミント/ブルー/ラベンダー)

外出できないこの機会に、ご自宅を片付けされた方も多いのではないでしょうか?なぜかずっと居座っている使わない景品の食器。デザインは気に入っていてもなんとなく使い勝手が悪くて使っていない食器。この際処分してスッキリしたいですよね。

少し余裕のできた食器棚に、上質でカラフルなお椀を迎えてみませんか?

山中漆器 とりどりわん ブルー(山崎又一商店)のページへ

やさしいパステルカラーの色合いと、自然な木目が美しい「山中漆器」のお椀です。

国産のケヤキを使用しており、カラーの向こうには木目が絶妙に透けて見えます。自然の模様なので、一つとして同じものはありません。新しいのに、ホッとする工芸品。スッキリ無駄のない形で、ご飯はもちろんお味噌汁やスープ・煮物だけでなく、おやつをちょっと出す時にも活躍してくれそうですね。

「今日の気分は、イエロー」「私は、ミント」など、選ぶ楽しみも広がります。毎日使うものこそ本物を取り入れるのに、おすすめです。色は、ナチュラル+6カラーの展開(ナチュラル/ホワイト/ピンク/イエロー/ミント/ブルー/ラベンダー)です。

山崎又一商店 とりどりわんの特長
  • 創業明治18年の山中漆器老舗メーカー「山崎又一商店」のお椀
  • 使いやすいウレタン塗装
  • 山中漆器は石川県が誇る3つの漆器産地の一つ
おすすめポイント

カラフルなお椀はお子様のいるご家庭にもおすすめ。おもちゃにカラフルなものが多いことから分かるように、色の刺激は感受性を豊かにしてくれるといわれています。

「山中漆器」について詳しく見る
「山崎又一商店」について詳しく見る

書斎にそっと差し入れて、テレワークに曲げわっぱのお弁当

○おちょっとだけ贅沢に、自分用でも
大館工芸社 丸二段姫子重

旦那はテレワークで自宅にいるけど、会議などで書斎にこもっている、外食できないからお弁当持参に替えた、という方、いらっしいますか? 伝統工芸品の曲げわっぱで、お弁当をランクアップして気分を上げましょう。

秋田杉 曲げわっぱ 丸二段姫子重(大館工芸社)のページへ

器で味は、変わります!こちらは秋田杉を使い、職人の卓越した技術で1つひとつ手づくりされる曲げわっぱ。白木の器だと、たとえ中身が残り物だったとしても何故か美味しそうに見えますよね。

こちらの丸二段姫子重は「伝統の品をより日常で使ってもらいたい」という想いからウレタン樹脂加工をプラス。そのため、カビに強く中性洗剤で洗え、曲げわっぱではNGの揚げ物だって気にせず入れられます。

曲げわっぱ、気になってはいたけど取扱いが大変そう……と思っていた方にもおすすめです。

大館工芸社 丸二段姫子重の特長
  • 詰めたごはんの味は、明らかに違う、と評判
  • ウレタン加工だから洗剤、揚げ物OKで日常使いしやすい
  • 今作っている曲げわっぱの原料は、300年前に植えられた秋田杉
  • 使いやすさを重視する方におすすめ
おすすめポイント

曲げわっぱの中でも丸型2段のタイプはお弁当にとらわれず、お菓子を入れて使ったり普段の食事シーンなど幅広く使えます。

「大館曲げわっぱ」について詳しく見る
「大館工芸社」について詳しく見る

自宅に居ながら、「世界遺産」神秘のパワーをもらいたい!

○ここでしか手に入らない!
朱色吹きガラス×樹齢1000年の屋久杉台座
世界遺産、屋久島x沖ノ島からうまれた酒器セット「SYUKI」

最近は暗いニュースばかり……、見ているだけでも気分が沈んでしまいますよね。「病は気から」と言いますが、心を元気に保つことって本当に大切です。そこで最後にご紹介するのは、こちら。世界遺産、屋久島x沖ノ島からうまれた酒器セット「SYUKI」です。

世界遺産、屋久島x沖ノ島からうまれた酒器セット「SYUKI」のページへ

世界遺産「屋久島」の屋久杉で作った希少な台座と、同じく世界遺産「沖ノ島」の海水で作られた奇跡のガラス(酒器)のセットです両方、世界遺産って聞いただけでパワーが伝わってきますよね。どしっと構えた綺麗な木目の台座に、鮮やかな朱色が映えます。

一日の締めくくりにお酒を楽しむ時間に、棚に飾ってインテリアとして、自宅に居ながら、自然のパワーをチャージして心を元気にしませんか?

沖ノ島のパワーを秘めたグラス(酒器)

沖ノ島は「神宿る島」と言われる島。このグラスの鮮やかな朱を出しているのは、世界遺産「沖ノ島」の近海で採取された海水を精製した天然塩。通常の食塩を用いた赤いガラスに比べ、太陽の光のような鮮やかであたたかな朱色を出してくれる、独自開発のガラスです。

グラスの先が尖ってる?そう、こちらは下のような形状の「土器」をモチーフにしたもの。土器は豊穣や狩猟の安全を願う儀礼に使われていたとされており、「使う人の幸福を祈る思い」も込められています。

精霊が宿る木、屋久杉の台座

世界遺産「屋久島」、そこで自生する屋久杉は「神や精霊が宿る木」として古くから崇められてきました。1000年以上の歳月をかけて成長してきたことから、強い生命エネルギーをもつ、ともいわれています。屋久杉の土埋木から削り出した台座は、一つひとつ木目がもつ自然の表情にあわせて職人がカットしています。

人体工学をもとに設計されたグラスの機能も秀逸

①手に馴染んで持ちやすい構造。なだらかな曲線の飲み口は口当たりが良いです。
②屋久杉の台座にピタリと収まるガラス形状。抜き差しも簡単に出来るような設計。
③A: 下膨れの形状がお酒の香りをグラス内に程よくとどめます。
 B: 広がりが飲み物の香りを引き立てます。

SYUKIの特長
  • 世界遺産「屋久島」×「沖ノ島」のコラボ
  • 他での販売は無い、希少で職人の技が光る逸品
  • 人工工学に基づいていて機能面でも◎
  • SYUKIというネーミングは、用途としての「酒器」、見た目の「朱器」、気持ちの部分での「祝器」、これら3つの意味が込められている。
おすすめポイント

SYUKIは先月4月から新宿伊勢丹にて販売されることが決定していましたが、コロナの影響で販売は延期となっており、現在は こちらだけでの販売となっています。(限定数:10個)

世界遺産、屋久島x沖ノ島からうまれた酒器セット「SYUKI」

いかがでしたでしょうか?伝統工芸品で、いつもよりちょっと特別なおうち時間になれば幸いです。

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