2022年お正月。ハレの日におすすめの伝統工芸品

2022年お正月。ハレの日におすすめの伝統工芸品

最近は急に冷え込む日が続き、ようやく秋がきたと思えばもう12月になりました。この時期になると毎年、一年の経つ速さに驚かされます。

今年も年賀状やおせち料理の準備など、一年を振り返りもままならず新年の準備で忙しい方も多いと思います。今回は、新年を迎えるのがより楽しみになるような、お正月におすすめの伝統工芸品を紹介します。

お正月に新調したいおすすめのテーブルウェア

毎年家族でおせち料理を食べる家庭も多いと思います。そんな毎年のイベントをより特別にしてくれる、お正月に使いたいテーブルウェアを紹介します。

お雑煮が格別になる「越前漆器の日月椀」

最初に紹介するのは、越前漆器の日月椀。太陽と満月を表した金銀の模様は、シンプルで飽きのこないデザイン。祝い事だけのとっておきの器としても、普段使いの器としてもぴったりです。「木地呂塗り」という技法を使っており、飴色の透明な漆を何重にも塗り重ね、磨き上げることで、艶のある表面から木地の木目が透けて見えます。

もともと越前漆器は、漆を採集する職人が自分の使っている器に漆を施したことから始まりました。そのため、漆を知り尽くした職人が、器が一番美しく丈夫になるように漆を施した、暮らしの中で誕生した漆器です。

軽くて丈夫なので、お子さんや高齢の方でも安心して使えます。漆器のお椀にお雑煮を注げば、ハレの日の食卓に華やかさをもたらしてくれます。

越前漆器 お椀 | 椀 日月| 木地呂 | 土直漆器
越前漆器 お椀 | 椀 日月| 木地呂 | 土直漆器 ¥7,700[税込]

佇まいの美しい「藍染のトレイ」

お正月のおせちはオードブルを購入する派の人でも、料理やちょっとしたお菓子を運ぶ際に使ったりと、意外と出番の多いトレイ。こだわりのトレイを使うだけで、よりいっそう料理が映えて見えます。

森工芸のトレイは、自然由来の素材を活かした見てて飽きないデザインのトレイ。波紋状に広がる美しい木目の模様は『突板(つきいた)』という木材によって表現されています。『突板(つきいた)』とは、木を薄くスライスしたもの。その突板を三角形にカットし、年輪が広がるように貼り合わせることで、丸いトレイに仕上げています。さらに『発酵建て』という伝統的な技法で藍染することで、水面に広がる波紋をイメージしました。

光の当たり方によって違った表情を見せてくれるので、使いやすさはもちろん視覚的にも楽しいトレイです。

お盆 トレイ | ROUND RAYS TRAY (丸) S Φ280 | ホワイトシカモア 藍染 | 森工芸
お盆 トレイ | Round Rays Tray (丸) S φ280 | ホワイトシカモア 藍染 | 森工芸 ¥34,100[税込]

日本の文様がモチーフ「鋳物の箸置き」

親戚や友だちなどを家に迎えるときにあると便利な箸置き。料理を選ばず使えるので、お皿やコップに比べて取り入れやすく、ひとつは持っておきたいアイテムです。

鋳心ノ工房の箸置きは、全国の地場産業のデザイン開発を手掛けたデザイナー、増田尚紀氏が手掛けました。暮らしに馴染むデザインを追求した箸置きは、いつもの食卓をさりげなくシックで上品な雰囲気にしてくれます。

上品な梅のデザインは、新年を迎える食卓や結婚祝いのちょっとしたパーティーなどにぴったり。可愛らしい桜のデザインは、どんなシチュエーションでも食卓に自然な華やかさをもたらしてくれます。

山形鋳物 箸置き | 箸置き 桜 | 4個セット | 鋳心ノ工房
箸置き | 箸置き 梅 | 4個セット | 鋳心ノ工房¥4,400[税込]

お屠蘇にもぴったり。伝統工芸の酒器

お正月などの祝い事には、いつもより少し贅沢な日本酒を特別な酒器で飲みたくなります。お酒の旨味が何倍にも上がるこだわりの酒器を紹介します。

お祝いの席の定番「富士山祝杯」

いつもと違う気分を味わいたい、そんなときに使いたくなるのが田島硝子の富士祝盃。不死や長寿の象徴として知られる富士山のデザインをした日本酒グラスは、ハレの日にいっそう彩りを与えてくれます。

赤と青それぞれのグラスは、青空を映す青富士と夕日に燃える赤富士を表現。青富士と赤富士という、現実では決して同時には見られない夢の時間を実現してくれます。また、細部のデザインにもこだわっており、山頂に積もった雪のデザインは、富士山が最も美しくなる黄金比に設計されています。

食器棚に伏せて置けば富士山本来の姿に、お酒を注いで使うときは逆さ富士として、2つの面で楽しめるグラスです。

盃 日本酒グラス | 江戸硝子 青・赤 富士祝盃ペア | 田島硝子
盃 日本酒グラス | 江戸硝子 青・赤 富士祝盃ペア | 田島硝子 ¥8,800[税込]

新年の特別な一杯に「純銀のぐいのみ」

お酒は酒器によって口当たりや風味が大きく変化します。純銀製のぐい呑みにお酒を注ぐとことで、銀イオンの効果でお酒の味をまろやかにしてくれます。また、純銀のぐい呑みに注がれた日本酒は、光の反射によって銀の輝きをまとい高級感を感じさせてくれます。

職人が一つひとつ丁寧に打ち込むことで施された表面の槌目模様は、銀製品でもどこか温かさを感じます。

特別な日にいつもと違うぐい呑みを使うことで、特別感をさらに演出してくれます。ガラス製のぐい呑みが多い中で、ちょっとした変化をもたらしてくれる純銀製のぐい呑みを選んでみてはいかがでしょうか。

ぐい呑み | 純銀製 並型 | 槌目模様 |森銀器製作所
ぐい呑み | 純銀製 並型 | 槌目模様 |森銀器製作所 ¥41,800[税込]

食卓を華やかに彩る「薩摩切子のおちょこ」

特別感を演出してくれる酒器といえば、薩摩切子も代表的なひとつ。表面に刻み込まれた繊細な模様と色のグラデーションは、江戸時代の技術を研究し忠実に再現した技術だけが表現できる美しさです。

ガラスの成形から模様のカットまで、職人が全て手作業で行っているため、一つひとつ色合いが異なります。お客様をおもてなしする用としても、自分だけのお気入りにアイテムとしても選んでいただきたいグラスです。

薩摩切子 冷酒おちょこ | 伝匠猪口 小 | 黄 | 薩摩びーどろ工芸
薩摩切子 冷酒おちょこ | 伝匠猪口 小 | 黄 | 薩摩びーどろ工芸 ¥25,300[税込]

お客様をお迎えする茶器と菓子器

お客様にさりげない心遣いでおもてなしをする茶器と菓子器を紹介します。

お祝い茶にも最適な「かえでの茶筒」

親戚やお友だちなど、大切なお客様にはとっておきのお茶とお菓子でおもてなししたいですよね。樺細工の茶筒を使えば、お茶の時間がより上質に感じられます。

角館伝四郎の茶筒は、桜皮、くるみ、さくら、かえでの樹皮を組み合わせて作られています。三種類の異なる樹皮を組み合わせることで、遊び心あふれるデザインに仕上げ、自然の木が持つ豊かな表情が楽しめるモダンな筒へと変化しました。

使い込むほどに色合いが深くなり艶が生まれるので、経年変化を楽しめる育む茶筒です。高い防湿性はお茶だけでなく、薬入れとしても使えるので、自分の用途に合った使い方で楽しめます。

茶筒 | 樺細工 輪筒3色茶筒 | かえで | 角館伝四郎
茶筒 | 樺細工 輪筒3色茶筒 | かえで | 角館伝四郎 ¥11,000[税込]

お茶時間が楽しくなる「白木の菓子器」

こだわりの菓子器を使うことで、ちょっとしたお茶の時間を楽しみにさせてくれます。蓋を開けるまでのワクワク感と蓋を開けたときにふわっと広がる杉の香りは、おもてなしの空間をよりあたたかくしてくれます。

秋田杉の素材の魅力を引き出した木目模様は、現代の食卓にもさりげなく馴染むモダンデザイン。ウレタン塗装を施しているのでお菓子以外にも使えます。

菓子器 | 秋田杉 | 杉菓子器白木 | 大館工芸社
菓子器 | 秋田杉 | 杉菓子器白木 | 大館工芸社 ¥5,093[税込]

新年の食卓を特別なものに

この時期になると自然と一年を振り返ってみたり、来年はどんな年になるのか考えたりする時間も多くなってきました。最近では大人数で集まる機会も減ったことで、日常の延長にある年中行事を大切にするようになりました。大晦日やお正月など、特別な日にはこだわりの器で食卓を囲むのも楽しみでひとつです。新年のハレの席にぴったりな伝統工芸品を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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