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梅栄堂

【堺線香】

梅栄堂は、1657年(明暦3年)創業の、日本を代表するお香・お線香の老舗です。本社を大阪府堺市に置き、三百年以上にわたり、香りの文化を磨き続けてきました。創業当初より天然香料へのこだわりを貫き、代々伝承される調香技術によって、豊かで奥行きのある香りを生み出しています。代表的な製品には「好文木(こうぶんぼく)」シリーズをはじめ、日常使いから贈答用、寺院向けまで多彩な香りが揃っています。 

堺市は日本の線香発祥の地として知られており、16世紀の終わりに中国から線香の製法が伝わり、日本で初めて線香がつくられたのはこの堺であるとされています。堺は当時、海外との交易が盛んで原料となる香木が入手しやすかったこと、また寺院が多く香の需要が高かったことが、線香づくりの発展を後押ししたと考えられています。こうした歴史の延長線上で、堺の線香は天然の香料を厳選し調合する技術を特徴とし、香の芸術品とも評されてきました。 

この堺の線香製造の伝統は高く評価され、大阪府では昭和61年(1986年)2月5日付で「堺線香」が大阪府の伝統工芸品に指定されています。伝統的な技法や品質が守られ、現代でも各製造元で秘伝の調合率や製法が受け継がれています。 

梅栄堂自身も地域の誇る企業として、堺商工会議所が設ける堺ブランド「堺技衆」制度の初年度である2006年に認定されました。初回認定では37社が選ばれ、梅栄堂は認証NO.0037として登録されています。堺技衆は、堺の優れたものづくりを国内外に発信する制度であり、梅栄堂の長い歴史と伝統、品質へのこだわりを象徴する一例です。

梅栄堂の香りは、日本国内の百貨店・専門店で広く取り扱われるだけでなく、海外市場でも評価を得ています。伝統に根ざした香づくりは、日々の暮らしのひとときを静かに彩り、心を整える時間を豊かに演出します。

【梅栄堂バリエーション】
白檀九重香:インド産高級白檀にこだわった落ち着きのある香り。
沈香鳳龍香:高級シャム沈香やインド産白檀を配合したコクのある香り。
極上沈香薫昇香:極上シャム沈香やインド産白檀を配合したまろやかな香り。
特撰五種詰合せ:伽羅、沈香など稀少な天然香料を使用したアソートセット。

ロングセラーのお香の世界観をファッションブランドKEITA MARUYAMAがビジュアルで表現した、コラボシリーズ。
>好文木(紙筒 | 紙箱):100年以上の歴史があり、天然香料をふんだんに使用した日本を代表するお線香。
>開運香(紙筒 | 紙箱):清涼感のある辛口の香りで、寺院にもファンが多い逸品。
>白檀九重香(紙筒 | 紙箱):インド産高級白檀にこだわった落ち着きのある香り。

「イタリア人以外で初めてフェラーリをデザインした男」として有名な世界的工業デザイナー奥山清行氏(KEN OKUYAMA DESIGN)とのコラボレーションシリーズ。

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