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高岡銅器 香皿 | かめ 丸型香立付 桐箱入 | 金青銅 | 松美堂

 ¥14,190

【仏事・癒しの贈り物に】
伝統と優しさを添える、亀の香皿

心を落ち着けるひととき、大切な方への想いを形にしたいときに。高岡銅器の技が生んだ、上品で可愛らしい「亀の香皿」をご紹介します。

香りに導かれてそっと佇む小さな亀は、「長寿」や「平穏」の象徴。ご自宅での癒しの時間にはもちろん、法事やお悔やみの贈り物としてもふさわしい一品です。

銅器は錆を鑑賞する工芸」とも言われる通り、着色の工程で表情が決まり、その美しさは使うほどに深まります。

熟練の手仕事が生む、金青銅の美しさと表情

約400年の歴史を誇る高岡銅器の伝統技法が、この小さな香皿にも息づいています。
本品は、高岡の熟練職人が一つひとつ手作業で仕上げた逸品。

なかでも、金属の表面に繊細な凹凸を施す「腐食による色出し」と呼ばれる技術により、素材の奥に潜む表情を引き出し、深みと陰影に富んだ質感を生み出しています

さらに、仕上げには「金青銅仕上げ」を施し、青銅本来の重厚感を活かしながらも、落ち着きのある金色の輝きをまとわせています。

この仕上げにより表面は丈夫で、使うほどに風合いが深まる“経年変化”も愉しみのひとつ

高岡の風土に根ざした伝統技術が、美しさと静けさを永く暮らしに添えてくれる──そんな香皿です。

本体にも桐箱にも名入れ可能。想いを込めた特別な贈り物に

香皿は丸型の香立付きで、上品な桐箱におさめてお届けします。

本体裏面と桐箱の両方に名入れが可能で、節目の贈り物やご供養の品に、より深い想いを込めることができます。

贈る相手やシーンに合わせて、伝統工芸ならではの静けさと温もりを添えられる一品です。

日々の感謝も、特別な節目も。心を込めて贈る場面に。

  • 母の日、父の日、敬老の日、お誕生日などの記念日ギフトに
  • お世話になった方への手土産やお返しとして
  • 季節のご挨拶(お中元・お歳暮・お年賀)として
  • 法人様の贈答品・ご進物・創立記念品・表彰品として
  • ご結婚・ご出産・快気祝いなどの内祝い・御祝・御礼の品に
  • 年忌法要やご仏前の品として、志・粗供養・香典返しに
  • また、ご自身の心を整える日々の道具としての一品として


【シリーズの紹介】
かめ、鳳凰の2種類の形状がございます。また、それぞれ3色のカラー展開がございます。(金青銅、白金、金茶)



本体への刻印(税込1,100円)

本体裏面へレーザー刻印で名前の刻印が可能です。刻印をご希望の場合は、オプション欄の刻印を「希望する」を選択の上、文字をご記載ください。刻印料金として、¥1,100(税込み)がかかります。

松美堂

創業1948年、高岡の産地問屋として永く愛される花器、香立、ブロンズ像など様々な高岡銅器を企画、製造販売してきました。経年変化を愉しめる逸品をこれからも作りつづけます。

商品詳細

生産地 富山
素材 真鍮製
サイズ 皿:幅11×奥行6×高さ1cm
かめ:幅4.5×奥行2.5×高さ1.3cm
箱入重量 約160g
箱形状 桐箱
推奨風呂敷サイズ(有料) S

使用上のご注意

  • 全て手仕事で製造しているため、サイズ・容量・重さ・風合いには個体差があります。
  • 丸型香立ては長いお香を使用するとお香が倒れて大変危険です。香皿に納まる長さで調整してください。


【FAQ】金青銅仕上げ/真鍮・青銅の違い、色、扱い方について

Q1. 「金青銅仕上げ」と書いてありますが、素材は真鍮ですか?青銅とは違うのですか?

A1. はい、こちらの商品は「真鍮(銅約60%+亜鉛約40%)」でつくられています。
一方、一般的な「青銅(銅+錫+亜鉛+鉛)」とは配合が異なります。

ただし、高岡銅器の世界では、
「金青銅(きんせいどう)」= 色の呼び名(仕上げ名称) として使われており、
「素材が青銅である」という意味ではありません。

真鍮を磨き出して金色を出し、独特の化学反応を用いた着色で
“青銅のような深い色味”をつくるため、伝統的にこの名称が使われています。

Q2. 真鍮製でも青銅婚式(15年のお祝い)に贈って良いのでしょうか?

A2. 問題ありません。真鍮も青銅も、どちらも銅を主成分とする“銅合金の仲間”です。

生産工房コメント:「夫婦の絆が青銅のように固く、信頼をもって結ばれるという意味だと思いますが、それは青銅でも真鍮製でも問題ないと考えます。」

むしろ錫婚式(10年)など“もっと柔らかい金属”をモチーフとした節目がある中で、
真鍮=強度が高く変化が美しい金属 は、青銅婚式の意味ともよく合う素材です。

Q3. 青銅色の青っぽい部分は「サビ」なのですか?手についたりしませんか?

A3. 青い色は「緑青(ろくしょう)」という、銅の表面にできる“保護膜”です。
鉄の錆とは違い、内部を傷めるものではありません。

  • 高岡銅器では「塗料」ではなく、化学反応で色を付ける伝統技法を使用しています。
  • 緑青は無毒・無害です。
  • 手に付いたり、粉が落ちたりすることはありません。

“経年変化を早め、長年使えるよう保護膜を育てる着色”という職人もいるほどです。

Q4. 使わない時は箱にしまったほうがいいですか?それとも出しておいたほうがいいですか?

A4. 出して飾っていただいて問題ありません。
緑青は表面に安定的に密着する膜なので、空気に触れても問題ありません。

  • 湿気が極端に多い場所は避けてください。
  • 油汚れがついたら軽く乾拭きする程度で十分です。
Q5. ホコリがついた時は、布巾でゴシゴシしても大丈夫ですか?

A5. 強くこするのは避け、軽く“はたく・なでる”程度がおすすめです。

  • 柔らかい布・はたきでのお手入れが安心です。
  • 研磨剤入りの布や硬いブラシは使用しないでください。
  • 強くこすると着色が薄くなることがあります。
Q6. 青い部分は剥がれたり、変色したりしますか?

A6. 高岡銅器の着色は“膜が育つタイプの経年変化”なので、剥がれにくく、
むしろ風合いが深まっていきます。

真鍮部分には磨きが施されており、経年で落ち着いた金色へと変化します。

Q7. 触ってもベタついたり、緑が手についたりしませんか?

A7. 一切付きません。
緑青は安定した保護膜で、粉状のサビではありませんのでご安心ください。

高岡銅器 香皿 | かめ 丸型香立付 桐箱入 | 金青銅 | 松美堂
高岡銅器 香皿 | かめ 丸型香立付 桐箱入 | 金青銅 | 松美堂  ¥14,190