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記事: 周年記念品としての工芸品の魅力|選び方やおすすめの工芸品を紹介

周年記念品としての工芸品の魅力|選び方やおすすめの工芸品を紹介
#工芸を知る

周年記念品としての工芸品の魅力|選び方やおすすめの工芸品を紹介

企業の設立時や設立後の節目を祝う際に贈る「周年記念品」。周年記念品として贈るアイテムはさまざまありますが、ぜひおすすめしたいのは伝統工芸品です。今回は周年記念品におすすめする伝統工芸品の意味や選び方とあわせてご紹介します。

 

企業の設立や節目を祝う周年記念品とは

「周年記念品」という言葉は聞いたことがあっても、実は意味を知らないという人もいるでしょう。まずは周年記念品とは何かについて解説します。

周年記念品とは、企業の設立や10周年などの節目を祝う際に贈る記念品のことですが、企業によっては節目だけではなく毎年社内向けに贈る場合もあります。

一般的に創立を祝うのであれば「創立記念 〇〇株式会社」と刻印し、創立10周年であれば「創立10周年記念 〇〇株式会社」と刻印して従業員や取引先に贈ります。

 日本工芸堂

 

周年記念品を贈る目的

周年記念品を選ぶ際、目的を明確にしておかないと何を贈るべきか迷ってしまいます。従業員や取引先に周年記念品を贈る目的について確認しましょう。

従業員へ贈る目的は、企業が周年記念を迎えられたのは皆様のおかげだと日頃の感謝を伝えることです。企業と従業員の絆が深まり、社員のモチベーション向上に繋がるでしょう。

取引先へ贈る目的は感謝の気持ちを伝えることはもちろん、企業として今後の新しいビジョンや方向性を表現することです。周年記念品を通してのアピールができます。

 



周年記念品を贈る3つのメリット

周年記念品は創立や節目を祝うためだけに贈るものではありません。周年記念品を贈ることはさまざまなメリットがあります。ここからは特に大きなメリットを3つご紹介します。

メリット1、企業のPRになる

周年記念品は前述の通り、企業の創立から節目を迎える際に贈る記念品です。周年記念ができるほど長寿企業だとアピールできます。

また周年記念としてキャンペーンを打ちやすいというメリットもあり、売上向上に繋がる可能性もあるので、周年記念品をうまく活用して取引先にPRしましょう。

メリット2、取引先とより良い関係を築ける

周年記念品には日頃の感謝を伝える目的があり、取引先とより良い関係を築くきっかけになります。贈るタイミングは、周年記念式典に取引先を招待した際に渡す場合と、訪問時に挨拶とお礼を込めて贈る場合があります。

大切な取引先にはペンやカレンダーなど消耗品ではなく、長く使えるものであれば周年記念品を見た際に思い出させるきっかけともなり、今後の関係性にも繋がるでしょう。

メリット3、社員の意識が向上する

周年記念品を従業員へ贈ることで、日頃の感謝を伝えるきっかけとなり社員の意識向上に繋がります。また周年記念品を通しての企業としての今後の方向性を確認、共有できるきっかけになります。

周年記念品で日々の感謝を伝えつつの企業の未来像を共有し、従業員の意識を向上させましょう。

日本工芸堂

 

周年記念品の選び方

周年記念品は企業の歴史や想い、品格、イメージアップに繋がるクオリティの高い品物を選ぶことが大切です。品質の良いものであればより印象が残りやすくなります。

ここからは周年記念品を選ぶ際に注意すべきポイントを2つご紹介します。どのようなものを選べばいいか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

ポイント1、高級感のある華やかなものを選ぶ

周年記念品は企業の創立を祝うためのものですので、品質が良く華やかなものを選ぶように心がけましょう。特に周年記念パーティーで渡す場合は、華やかな品物の方がパーティーの雰囲気に合います。

贈る場面や相手など例外もありますが、基本的に周年記念品は伝統工芸品や高級品など華やかなものが適しています。

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ポイント2、赤色は避けたほうが無難

周年記念品は色に注意が必要です。特に赤色を基調としたものは避けましょう。赤色はビジネスでは「赤字」を連想してしまいイメージが悪くなる場合があります。

赤色は華やかな印象ですが、ビジネスにおいては悪いイメージを連想させるため避けた方が無難でしょう。

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周年記念品ならオリジナル性のある工芸品がおすすめ

周年記念品で贈る品物は、企業によって多種多様です。しかし、ありふれたものにならないか心配になってしまったり、初めての場合は具体的に何を贈れば良いかわからないと迷いがち。

そんな時には格調高い日本の伝統工芸品がおすすめです。伝統工芸品は華やかでインパクトがあり、贈る相手に好印象を与えられることから、周年記念品に適しています。職人の技・製法へのこだわりが詰まった日本の伝統工芸品は、海外の取引先にもおすすめです。

会社名やロゴを刻印することで、オリジナルの伝統工芸品が作れます。

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周年記念品に選びたいおしゃれな工芸品4選

伝統工芸品にはさまざまな種類があります。そこで最後に周年記念品にぴったりな伝統工芸品を4つご紹介します。下記の4つから贈る目的や相手に合わせて周年記念品に最適な伝統工芸品を見つけてください。

さまざまな紋様が美しい江戸切子

まずご紹介するのが「江戸切子」という伝統工芸品です。

「江戸切子」は江戸時代に誕生し現在も受け継がれている伝統工芸品の一つで、東京都で生産されている硝子加工をされたガラス製品の総称です。

江戸切子の文様は約20種類あり、日本古来からある花や植物などの自然がモチーフとなっています。2002年に国の伝統的工芸品として認定され、海外でも人気が高いことから海外の企業へ贈る際に特におすすめです。

日本工芸堂_江戸切子
江戸切子(東京)について詳しく見る

日本の四季を感じさせる津軽びいどろ

「津軽びいどろ」は青森県指定の伝統工芸品で、宙吹技法で作られる和ガラスの総称です。

「びいどろ」という名称は、ポルトガル語で「ガラス」を意味する「Vidro」から由来しています。桜や夏祭り、紅葉など日本独特の四季を表す色彩が特徴で、日本国内はもちろん海外からの人気も高いです。

1949年から青森で作られるようになった津軽びいどろは、現在も職人の手で一つひとつ丁寧に作られています。

日本工芸堂_津軽びいどろ
津軽びいどろ(青森)について詳しく見る

長く受け継がれる南部鉄器

「南部鉄器」は岩手県の盛岡地域と水沢地域で生産されている鉄鋳物の総称です。

サビが出にくく丈夫で、手入れをすれば一生ものとして使用でき「孫の代まで使える」と言われています。表面につぶつぶの突起がある紋様が代表的で、鉄ならではの重量感と繊細な紋様のコントラストが特徴です。

良質な鉄が採れることから17世紀に盛岡と水沢で生産が始まった南部鉄器。適度な厚みが熱を均一に伝え、焦げ付きにくいことから調理器具としても活躍します。最近ではカラフルな急須も注目を集め、若者からも高い支持を得ています。

日本工芸堂
南部鉄器(岩手)について詳しく見る

機能美を堪能できる大館曲げわっぱ

「大館曲げわっぱ」は、秋田県大館市で生産されている曲物(まげもの)のことで、天然の秋田杉の美しい木肌と木目が特徴的な伝統工芸品です。

秋田杉がご飯の水分を程よく吸収して美味しく食べられることから、お弁当箱として人気があります。さらに近年はコーヒーカップやパン皿なども作られており、秋田杉特有の自然素材とシンプルな美しさ、日本ならではの機能的な美しさが、日本のみならずフランスを始めとする世界中で人気を集めています。

天然の秋田杉を使用しているため取り扱いには注意が必要ですが、正しく丁寧に取り扱うことで長年使用できます。

お弁当箱やコーヒーカップなど、日々の生活でも活躍する大館曲げわっぱは、特に従業員や従業員の家族への贈り物としておすすめです。

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大館曲げわっぱ(秋田)について詳しく見る

周年記念品には工芸品を選んでお祝いしましょう

企業の創立を記念する周年記念品。華やかさとインパクトのある伝統工芸品は贈る相手に好印象を与え、周年記念品の贈り物に最適です。伝統工芸品には多種多様なデザインや用途があるため、贈る相手に最適な伝統工芸品を選び、日々の感謝を伝えたり今後の信頼関係を築くきっかけにしましょう。

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