サブロク椀シリーズ
使いやすさも受け継がれた形
三寸六分の漆器椀
お椀のサイズはさまざま。けれど昔から伝わっているのは三寸六分(10.9cm)だということをご存知でしょうか。多くの職人がさまざまなサイズを考案する中、手に持ちやすく、ほどよく汁物が盛れるサイズとして、受け継がれてきたサイズです。
この伝統的サイズで、同じように受け継がれてきた形に作られたのがサブロク椀です。断熱性が高い木の器だから温かい汁物を入れても、両手で持て、ふんわりと温かさを伝えてくれます。
【かたちで選ぶ】
布袋:ぷっくりとした下膨れのシルエットが可愛い「布袋」はどっしりした形でたっぷり入るのが特徴。伝統的な布袋型に少しエッジを効かせることで、ふっくら感に少しだけスタイリッシュさをしのばせました。
百合:百合の花が咲いた形を模したのが「百合」。上品に吸い口が広がって飲みやすく、持ったときに持ちやすいのも人気です。
仙才:仙人のようにさまざまな才能をもった形といわれるのが「仙才」。持ちやすいだけでなく、積み重ねやすい形でもあり、今の暮らしにもぴったりです。
羽反:吸い口が少し外に反っているのが「羽反」。口を付けやすいだけでなく、小鉢としても使いやすいお椀です。
【塗装】
漆茶:表面に少し茶色がかった漆を塗ることで、木目がより美しく透けて見えます。なめらかな肌触りは、初めての漆器にもぴったりです。使っていくうちにお椀の縁などの漆がはげてきてしまったとしても、漆の塗り直しの対応をしておりますので安心して長くご利用いただけます。
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