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記事: 「針のない剣山」の使い方と選び方【スタッフが使ってみました】

「針のない剣山」の使い方と選び方【スタッフが使ってみました】
#工芸品を使う

「針のない剣山」の使い方と選び方【スタッフが使ってみました】

創業1714年、加賀藩主前田家に仕えた鋳物師がルーツの石川・金沢の鋳物会社で、金属廃材を自社内精錬した循環型ものづくりに取り組む金森合金。
多くのメディアでも紹介されている、金森合金の「針のない剣山」をスタッフが実際に使用した結果をレポートします。

 

「針のない剣山」とは?

剣山とは、生け花などで花を留めるために使われる道具で、通常は土台から針のような突起が伸びた形状をしています。

一方、金森合金の「針のない剣山」は剣山といっても針はなく、凹部に花を挿して使うユニークな設計です。誰でも気軽に楽しむことができる上、銅合金の抗菌効果で水の腐食を防ぎ、花をみずみずしく長持ちさせる優れものです。

今回は、針のない剣山の使い方と生け花未経験のスタッフが実際に使ってみた感想をご紹介します。ご購入の際の参考に、じっくりとご覧ください。

 

剣山と水盤のサイズ、どう選ぶ?

日本工芸堂のお取扱い品には「針のない剣山」と「ハートの剣山」があります。
「針のない剣山」は剣山単品のものと剣山・水盤セットがあり、剣山、水盤それぞれにSサイズとLサイズがあります。

・剣山のサイズ
剣山は「Voronoi」「Hana」「Petal」の3種類、それぞれサイズはSとLがあります。穴が小さくて花を挿しやすく、初心者でもより簡単に使いやすいのがSサイズです。ただ、背の高い植物や横に伸びている植物を挿すと不安定なので、大きな植物を飾る場合にはLがおすすめです。

 

・剣山と水盤の組み合わせ
ご自宅にあるプレートを水盤にしてもご使用可能ですが、まずは剣山・水盤セットを選ぶと始めやすいです。水盤のサイズは、置く場所の広さや好みのバランスに合わせてお選びください。

※剣山L・水盤Lの組み合わせをご希望の場合は、剣山LプレートLをそれぞれお買い求めください。

針のない剣山の使い方

まず、「針のない剣山」の使い方をご紹介します。今回は「剣山・水盤セット | 針のない剣山 Voronoi | Kamahachi plate L 」を使用しました。

STEP1:花を用意します(1輪でも花束でも構いません)。
STEP2:剣山を好きな器の上にセットします。

 

STEP3:花の茎を剣山の凹部に挿します。
※隙間が埋まるように、短く切った茎を根元に挿してください。

 

STEP4:剣山が浸る程度、水をいれてください。
※花は生き物ですので、1週間に1〜2回程度水を追加/入れ替えてください。

あっという間にできました。予想以上にしっかりと花が自立します。

 

ハートの剣山の使い方

続いては容器状の「ハートの剣山」の使い方をご紹介します。

STEP1:花を用意します(1輪でも花束でも構いません)。
STEP2:『ハートの剣山』の蓋を開けて、半分~2/3程度水をいれてください。

 

STEP3:花の茎を好きな凹部に挿します。
STEP4:花を複数本挿したり、使わない茎を背面から挿して自立させます。
※花は生き物ですので、1週間に1〜2回程度水を入れ替えてください。

 

1つめの「針のない剣山」に比べて、花を安定して立たせるのが少し難しかったです。茎の太い植物や花束を挿すのがおすすめです。

実際に使用してみてわかったこと

スタッフもみな未経験でしたが、簡単にお花を挿すことができました。また、全ての穴に挿すわけではなく、バランスを見て配置するとうまくいくことがわかりました。 主張しすぎない艶消しの金属の質感がどんな植物にもよく合い、年間を通して季節のお花を楽しむことができそうです。

ご家庭にある草木などでも素敵にお使いいただけるので、どんな植物を挿そうかイメージしながら、お選びいただくと良いと思います。また、贈り物の場合にはお花を添えて贈ると喜んでいただけるのではないでしょうか。

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