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高岡銅器 香立 | UNRYUU 桐箱入 | 金青銅 | 松美堂

 ¥11,550

贈答品にも最適な高岡銅器の香立て「雲龍」

「UNRYUU」は、富山県高岡市の伝統工芸品である高岡銅器を用いた香立です。

青銅色の美しいカラーリングと、雲の隙間から龍が顔を覗かせ、まるで葉巻をくわえて一休みしているかのようなユーモラスなデザインが特徴。この香立は、400年以上の歴史を誇る高岡銅器の伝統的な技術を受け継いだ6~7名の職人が、それぞれの工程を分業制で担当し、1点ずつ丁寧に仕上げた逸品です。

高岡銅器は「錆を鑑賞する工芸」とも称され、その表情を決定する着色は、熟練の職人が金属を腐食させることで鮮やかな色彩を引き出します。

特に銅の錆(緑青)は人工的に発生させたもので、時間が経つにつれて自然な緑青が現れ、より風雅な風合いを楽しむことができます。耐蝕性に優れ、銅像や灯篭にも使用されるこの素材は、年月とともにその魅力を深めていきます。

「UNRYUU」は、法人様の粗品や贈答品としてはもちろん、法事や仏事などのシーンでの供物や供養品としても広くご利用いただけます。

また、香皿の裏面に小さな文字を刻印することができ、特別な贈り物としてもおすすめです。伝統とユーモアが融合したこの香立は、日常の空間に風雅な趣を添える一品です。

香立 UNRYUUは、3色のカラー展開がございます。(白金、金青銅、うす茶)



本体への刻印(税込1,100円)

本体裏面へレーザー刻印で名前の刻印が可能です。刻印をご希望の場合は、オプション欄の刻印を「希望する」を選択の上、文字をご記載ください。刻印料金として、¥1,100(税込み)がかかります。

松美堂

創業1948年、高岡の産地問屋として永く愛される花器、香立、ブロンズ像など様々な高岡銅器を企画、製造販売してきました。経年変化を愉しめる逸品をこれからも作りつづけます。

商品詳細

生産地 富山
素材 真鍮製
サイズ 幅12×奥行6.5×高さ3cm
箱入重量 約240g
箱形状 化粧箱
箱サイズ 高さ13×幅7.5×奥行3.5cm
推奨風呂敷サイズ(有料) S

 

使用上のご注意

  • 全て手仕事で製造しているため、サイズ・容量・重さ・風合いには個体差があります。
  • お香は香皿部の幅に合わせて長さを調整して銜(くわ)えさせてください。


【FAQ】金青銅仕上げ/真鍮・青銅の違い、色、扱い方について

Q1. 「金青銅仕上げ」と書いてありますが、素材は真鍮ですか?青銅とは違うのですか?

A1. はい、こちらの商品は「真鍮(銅約60%+亜鉛約40%)」でつくられています。
一方、一般的な「青銅(銅+錫+亜鉛+鉛)」とは配合が異なります。

ただし、高岡銅器の世界では、
「金青銅(きんせいどう)」= 色の呼び名(仕上げ名称) として使われており、
「素材が青銅である」という意味ではありません。

真鍮を磨き出して金色を出し、独特の化学反応を用いた着色で
“青銅のような深い色味”をつくるため、伝統的にこの名称が使われています。

Q2. 真鍮製でも青銅婚式(15年のお祝い)に贈って良いのでしょうか?

A2. 問題ありません。真鍮も青銅も、どちらも銅を主成分とする“銅合金の仲間”です。

生産工房コメント:「夫婦の絆が青銅のように固く、信頼をもって結ばれるという意味だと思いますが、それは青銅でも真鍮製でも問題ないと考えます。」

むしろ錫婚式(10年)など“もっと柔らかい金属”をモチーフとした節目がある中で、
真鍮=強度が高く変化が美しい金属 は、青銅婚式の意味ともよく合う素材です。

Q3. 青銅色の青っぽい部分は「サビ」なのですか?手についたりしませんか?

A3. 青い色は「緑青(ろくしょう)」という、銅の表面にできる“保護膜”です。
鉄の錆とは違い、内部を傷めるものではありません。

  • 高岡銅器では「塗料」ではなく、化学反応で色を付ける伝統技法を使用しています。
  • 緑青は無毒・無害です。
  • 手に付いたり、粉が落ちたりすることはありません。

“経年変化を早め、長年使えるよう保護膜を育てる着色”という職人もいるほどです。

Q4. 使わない時は箱にしまったほうがいいですか?それとも出しておいたほうがいいですか?

A4. 出して飾っていただいて問題ありません。
緑青は表面に安定的に密着する膜なので、空気に触れても問題ありません。

  • 湿気が極端に多い場所は避けてください。
  • 油汚れがついたら軽く乾拭きする程度で十分です。
Q5. ホコリがついた時は、布巾でゴシゴシしても大丈夫ですか?

A5. 強くこするのは避け、軽く“はたく・なでる”程度がおすすめです。

  • 柔らかい布・はたきでのお手入れが安心です。
  • 研磨剤入りの布や硬いブラシは使用しないでください。
  • 強くこすると着色が薄くなることがあります。
Q6. 青い部分は剥がれたり、変色したりしますか?

A6. 高岡銅器の着色は“膜が育つタイプの経年変化”なので、剥がれにくく、
むしろ風合いが深まっていきます。

真鍮部分には磨きが施されており、経年で落ち着いた金色へと変化します。

Q7. 触ってもベタついたり、緑が手についたりしませんか?

A7. 一切付きません。
緑青は安定した保護膜で、粉状のサビではありませんのでご安心ください。

高岡銅器 香立 | UNRYUU 桐箱入 | 金青銅 | 松美堂
高岡銅器 香立 | UNRYUU 桐箱入 | 金青銅 | 松美堂  ¥11,550