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匠宿工芸村

静岡市の西、かつて東海道の宿場町として栄えた丸子。この地にある「駿府の工房 匠宿」は、静岡に受け継がれてきた工芸に、見て、触れて、手を動かしながら出会える場所です。

敷地内には、駿河竹千筋細工、染め、木工指物、漆、陶芸の工房が並びます。細く削り出した竹ひごを一本ずつ組み上げていく手もと。布が染料をゆっくりと吸い込み、色を深めていく時間。木と木が寸分の狂いなく噛み合う瞬間。職人の仕事をすぐそばで見つめ、その技の一端を自分の手でたどることもできます。

匠宿を運営する創造舎は、地域の職人やつくり手と手を携え、いまの暮らしに向けた新しい工芸品の企画・開発にも取り組んでいます。「hounobi」や、静岡茶で染め上げた「お茶染め達磨」は、その歩みから生まれたプロダクトです。茶どころ静岡ならではの素材と、土地に根づいた技。見慣れたはずのものが、思いがけない姿で手もとに届きます。

工芸を眺めるだけでなく、つくる時間に身を置き、その土地の空気ごと持ち帰る。匠宿は、静岡の工芸を五感で味わうための拠点といえます。

匠宿工芸村

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