燦セラ
株式会社燦セラ(さんせら)は、長崎県・波佐見町に本拠を構える企業です。長崎・波佐見の地で独自の機能と品質を備えたセラミックコーヒーフィルターを開発しました。この製品は、山口代表が開発を担い、生み出し、世界に発信することを目指しています。
山口代表は、家業である波佐見焼の窯に入り、自身のデザインで作品を創りたいという思いから、独立して一作窯を立ち上げました。しかし、波佐見焼全体の売り上げが伸び悩んだため、一作窯の存続は困難になりました。しかし、諦めずに研究を続け、多孔質のセラミック製品の開発を継続し、2020年には株式会社燦セラを設立しました。
山口代表の経験と発想力を活かし、ニューセラミックを中心とした独自の技術やお客様のニーズに応える製品を開発しています。また、セラミックの特性に着目して、SDGsの視点、機能美、用途美に焦点を当てた新製品の開発にも多く取り組んでいます。
【波佐見焼セラミックコーヒーフィルター】
富士山>青・緑青・緑・薄緑・黄・黒・紫・ピンク・赤・オレンジ・さくら・茶
ekubo>ブラック/チョコブラウン/ ウルトラマリンブルー/ レモンイエロー/ ピーコックグリーン/ サーモンピンク
ekubo onedrop>ブラック/ チョコブラウン/ ウルトラマリンブルー/ レモンイエロー/ ピーコックグリーン/ サーモンピンク
【セラミック ティーポット】
>レモンイエロー/ピーコックグリーン/サーモンピンク
企業成長の理由の一つは、地域に雇用を生み出し、若者たちがこの町で暮らしたいと思える場所になるような取り組みを行っています。地域の発展に寄与し、地域の課題解決に貢献することを大切に考えています。
波佐見への想いをもとに、こだわりの製品開発と世界への発信を続けています。
インタビュー動画は以下から(燦セラ・山口社長(左)と日本工芸堂・松澤(@燦セラ工房前にて)
※商品の形状が、動画撮影後に一部変更されました。動画内の商品は形状変更前になります。
Buyer’s Voice 代表・松澤斉之より
燦セラとの出会いは、九州のメーカー様からのご紹介がきっかけ。「素晴らしい商材をお持ちの社長さん」と伺い、次回の九州訪問で直接お会いする機会をいただきました。山口社長と初めてお会いした際の印象は心に残るもので、その場でコーヒーミルを使って豆を挽き、セラミックフィルターで淹れてくださった一杯は、豊かな香りと際立つアロマが格別な味わい。コーヒーを1日6杯飲む私にとっても、その美味しさは感動そのもので、「これは本当に素晴らしい品だ」と心から思いました。
その後、商標取得や開発秘話を伺い、「ぜひ当社でお取り扱いさせてください」とその場でお願いしました。初対面の日には紹介者の方々との会食で意気投合し、数ヶ月後には長崎を訪問。生産現場での職人技を拝見し、波佐見の町を案内していただきました。ご自宅ではお酒を酌み交わしながら創業時の苦労や挑戦談を伺い、地域への深い愛情と情熱に触れたことが当時の印象として残っています。
燦セラは、長崎県波佐見町で卓越したセラミック技術を駆使し、コーヒーフィルターをはじめとする高品質な製品を生み出しています。山口社長は、波佐見焼の伝統を守りながらも、革新的な技術開発に挑み続ける熱意溢れる方。その姿勢に触れるたびに、製品に込められた真心と挑戦の深さを実感します。