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薫山工房

南部鉄器

受け継ぐ伝統に「今」を加え続ける
三代続く南部鉄器工房

世界に知られる日本の伝統工芸「南部鉄器」。その産地は岩手県の盛岡地域と水沢地域に限定されています。「薫山工房」は盛岡市で南部鉄器を作ってきた工房。現在は三代目薫山を受け継ぐ伝統工芸士、佐々木和夫氏を中心に、鉄瓶や茶の湯釜、鉄花瓶などを作っています。

薫山工房で作られる南部鉄瓶は、種類の豊富さが特徴です。鉄鉢型や南部型、棗型と呼ばれる一般的な形状だけでなく、車軸型や柚子型、新布団型など、他ではあまり見られない形の鉄瓶も多く揃います。さらに、表面を飾る紋様も多彩。南部鉄瓶では伝統的な霰(アラレ)や糸目、桜小紋だけでなく、亀甲や水玉、松、波千鳥などの伝統柄をあしらったものもあります。

これができるのも薫山工房がデザインから販売まで、80を超えるというすべての工程を自社で行っているから。描いたデザインから木型を作り、鉄瓶を思う形に鋳造するための鋳型づくりも工房で行っています。代々の職人たちが作ってきた鋳型は大切に保管され、修理をしながら今も使用。つややかな黒一色の鉄瓶に、楽しさや華やかさをプラスする薫山工房の鉄瓶に欠かせないものとなっています。


より多くの人に南部鉄瓶を使ってもらう
ユニバーサルデザインへの挑戦

丈夫で長持ちし、鉄分補給にも寄与することが知られている南部鉄瓶ですが、重く使いづらいという印象から敬遠されがちな一面もありました。

南部鉄器の良さを受け継ぎながら、その欠点となる部分をカバーしていけないか。薫山工房が挑んだのは「ユニバーサルデザイン」という理念に基づく南部鉄瓶の製造でした。ユニバーサルデザインとは「できるだけ多くの人に使いやすいようなデザイン」のこと。多くの試行錯誤の末に生まれたのは、蓋を取る際に熱くならないよう木のつまみをつけたり、水を入れやすい取っ手の形状にしたり、お湯を注ぐ際に楽に注げるような注ぎ口の形など、これまでになかったデザインの鉄瓶でした。

さらに、今のライフスタイルに合わせ、IH調理器に対応した底面の鉄瓶も制作。年代や生活環境を問わず「多くの方に使いやすい」鉄瓶が次々に生まれています。暮らしに寄りそう道具は、時代にも寄りそう道具であり、変わらない機能性の中にその時代の使いやすさを追求するものであることを、薫山工房の鉄瓶は教えてくれるようです。

Buyer's Voice  代表・松澤斉之より

どんな人にも使いやすい
まさにユニバーサルデザインの鉄瓶

日本工芸堂でも、鉄瓶は人気の高い商品の一つです。自分用に使う方はもちろん、大切な方への贈り物として選ばれることも多い品です。カラーの南部鉄器も扱っていますが、やはり重厚感のある黒い鉄瓶は見た目にも美しく、日本の伝統工芸の魅力を存分に感じられる逸品です。職人の技が詰まった鉄瓶は、使うほどに味わいが増し、長く愛用できるのも魅力の一つです。

薫山工房の鉄瓶は、その美しさに加え、多様な紋様や独自の形状が生み出す、新しい魅力があります。南部鉄瓶の伝統的な風格と、薫山工房ならではの洗練されたデザインが合わさることで、より多くの人に鉄瓶の奥深さを知ってもらえるのではないかと思います。見た目の美しさだけでなく、使い勝手にもこだわった逸品を、ぜひ手に取ってみてください。

南部鉄瓶は、お湯を沸かした後に中を空にし、余熱で乾かすというお手入れが必要です。使う分だけお湯を沸かし、使い終えたらきちんと後始末をする――この習慣は、丁寧に暮らすことの一つの形ではないでしょうか。また、必要な分だけお湯を沸かし、無駄なく使うことは、現代に求められるサステナブルな暮らしにもつながります。

使い勝手はどの鉄瓶も変わりませんが、その中で、好みやライフスタイルに合わせて選ぶ楽しさを味わっていただければと思います。毎日の暮らしに寄り添い、使うほどに愛着が深まる南部鉄瓶。ぜひ、自分にぴったりの一品を見つけて、豊かな時間をお楽しみください。
関連記事:【伝統工芸の旅】南部鉄器の製造現場へ!鉄瓶の作り方をたずねて(岩手県)

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35 点のお品

南部鉄器 鉄瓶 | 南部型 霰 | 1.0L | 薫山工房南部鉄器 鉄瓶 | 南部型 霰 | 1.0L | 薫山工房
南部鉄器 鉄瓶 | はるか | 1.0L | 薫山工房南部鉄器 鉄瓶 | はるか | 1.0L | 薫山工房
南部鉄器 鉄瓶 | 新布団型 肌 | 1.0L | 薫山工房南部鉄器 鉄瓶 | 新布団型 肌 | 1.0L | 薫山工房
南部鉄器 鉄瓶 | たいら | 1.0L | 薫山工房南部鉄器 鉄瓶 | たいら | 1.0L | 薫山工房
南部鉄器 鉄瓶 | ここのえ | 1.4L | 薫山工房南部鉄器 鉄瓶 | ここのえ | 1.4L | 薫山工房
南部鉄器 鉄瓶 | ひらてつ | 1.4L | 薫山工房南部鉄器 鉄瓶 | ひらてつ | 1.4L | 薫山工房
南部鉄器 鉄瓶 | 鉄鉢型 霰 | 0.9L | 薫山工房南部鉄器 鉄瓶 | 鉄鉢型 霰 | 0.9L | 薫山工房
南部鉄器 鉄瓶 | 平鉄鉢型 中霰 | 1.4L | 薫山工房南部鉄器 鉄瓶 | 平鉄鉢型 中霰 | 1.4L | 薫山工房
南部鉄器 鉄瓶 | 車軸型 亀甲 | 1.2L | 薫山工房南部鉄器 鉄瓶 | 車軸型 亀甲 | 1.2L | 薫山工房
南部鉄器 鉄瓶 | 新珠型 糸目 | 0.9L | 薫山工房南部鉄器 鉄瓶 | 新珠型 糸目 | 0.9L | 薫山工房
南部鉄器 鉄瓶 | 新珠型 糸目 | 1.3L | 薫山工房南部鉄器 鉄瓶 | 新珠型 糸目 | 1.3L | 薫山工房
南部鉄器 鉄瓶 | 鉄鉢型 霰 | 1.4L | 薫山工房南部鉄器 鉄瓶 | 鉄鉢型 霰 | 1.4L | 薫山工房
南部鉄器 鉄瓶 | くつろぎ | 1.4L | 薫山工房南部鉄器 鉄瓶 | くつろぎ | 1.4L | 薫山工房
南部鉄器 鉄瓶 | くつろぎ片手 | 1.4L | 薫山工房南部鉄器 鉄瓶 | くつろぎ片手 | 1.4L | 薫山工房
南部鉄器 鉄瓶 | 珠玉型 霰 | 1.0L | 薫山工房南部鉄器 鉄瓶 | 珠玉型 霰 | 1.0L | 薫山工房
南部鉄器 鉄瓶 | 小丸型 霰 | 1.1L | 薫山工房南部鉄器 鉄瓶 | 小丸型 霰 | 1.1L | 薫山工房
南部鉄器 鉄瓶 | 九重型 亀甲 | 1.2L | 薫山工房南部鉄器 鉄瓶 | 九重型 亀甲 | 1.2L | 薫山工房
南部鉄器 鉄瓶 | 柚子型 | 1.2L | 薫山工房南部鉄器 鉄瓶 | 柚子型 | 1.2L | 薫山工房
南部鉄器 鉄瓶 | コーヒー ドリップポッドA | 1L | 薫山工房南部鉄器 鉄瓶 | コーヒー ドリップポッドA | 1L | 薫山工房
南部鉄器 鉄瓶 | コーヒー ドリップポッドB | 1L | 薫山工房南部鉄器 鉄瓶 | コーヒー ドリップポッドB | 1L | 薫山工房
南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 南部型 桜 | 2L | 薫山工房南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 南部型 桜 | 2L | 薫山工房
南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 小丸型 霰 | 1.1L | 薫山工房南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 小丸型 霰 | 1.1L | 薫山工房
南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 鉄鉢型 霰 | 1.4L | 薫山工房南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 鉄鉢型 霰 | 1.4L | 薫山工房
南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 鉄鉢型 桜 | 1.4L | 薫山工房南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 鉄鉢型 桜 | 1.4L | 薫山工房
南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 鉄鉢型 中霰 | 1.8L | 薫山工房南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 鉄鉢型 中霰 | 1.8L | 薫山工房
南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 鉄鉢型 霰 | 0.9L | 薫山工房南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 鉄鉢型 霰 | 0.9L | 薫山工房
南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 棗型 糸目 | 0.9L | 薫山工房南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 棗型 糸目 | 0.9L | 薫山工房
南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 尾垂型 桜 | 1.8L | 薫山工房南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 尾垂型 桜 | 1.8L | 薫山工房
南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 南部型 霰 | 1L | 薫山工房南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 南部型 霰 | 1L | 薫山工房
南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 南部型 波千鳥 | 1L | 薫山工房南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 南部型 波千鳥 | 1L | 薫山工房
南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 南部型 霰 | 1.5L | 薫山工房南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 南部型 霰 | 1.5L | 薫山工房
南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 南部型 雲龍 | 1.5L | 薫山工房南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 南部型 雲龍 | 1.5L | 薫山工房
南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 南部型 霰 | 2L | 薫山工房南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 南部型 霰 | 2L | 薫山工房
南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 南部型 雲龍 | 2L | 薫山工房南部鉄器 砂鉄製鉄瓶 | 南部型 雲龍 | 2L | 薫山工房
南部鉄器 | 蓋置き鉄器 | 五徳型 | 薫山工房南部鉄器 | 蓋置き鉄器 | 五徳型 | 薫山工房