工芸エクスペリエンスvol.0実施報告
モノだけでなくコト(体験)もお届け!
日々工房に伺い、職人さんと触れ合う中で、感じていることがあります。それは、オンラインショップを通して商品の素晴らしさはもちろん、職人さんの想いや技術を伝え切れているか?ということです。
商品写真や説明文で伝わるよう想いを込めて販売していますが、直接感じたことを少しでも多くの人に、よりリアルに伝えたい!と思うようになりました。
そこで、日本工芸堂では商品(モノ)だけでなく体験や学び(コト)も届けることができる「工芸エクスペリエンス」を実施することとなりました。
今回は日本工芸堂開設初期からお付き合いのある江戸切子メーカーの山田硝子さんをお迎えしてのワークショップです。山田硝子の詳細はこちら
千駄ヶ谷オフィスにて、初の体験会実施
体験会スタート!
まずは山田さんから江戸切子の文様の種類や、どういう道具を使って作業をするのかを教えて頂きました。その後、山田さんによる実際のカットのレクチャーをして頂き、参加者も透明ガラスで体験します。
こちらは見本として。
山田さんがやると簡単そうに見えますが、実際はまっすぐ線を入れるのも、同じ太さの線を入れるのも容易ではありません。
刃から離して切れ込みを確認、、
いざ本番!
色被せガラスをつかってカットしていきます。
透明のガラスと違い、下書きが見えなくてとても難しい、、
ガラスの側面に思い思いの絵柄を描きます。グラインダーの刃を変えて挑戦!やればやるほど山田さんの技術に驚かされます。
山田さんにお手本を作成していただいたりしながら、試行錯誤、、
三者三様、それぞれの思いの詰まったオリジナル江戸切子の完成です!
代表、松澤も体験しました!
体験を通して、、
実際の参加者からは以下のような感想をいただきました。
・江戸切子は高度な技術が必要であることは頭ではわかっているつもりだったけど、体験してみてより実感した。商品を見るときの見方が変わった!
・どのように作られているのか全く知らなかったので知ることができてよかった!
・今までは江戸切子というだけでありがたく思っていたが、山田さんのような技術の高い職人さんのものから”中国製”まであると聞いて、よりよく商品を見るようになった。
・今までただ綺麗だと眺めていた江戸切子が、いくつもの文様の組み合わせで成り立っていると分かり、江戸切子を見るときの楽しみが増した。文様についてもっと深く知りたい!
最後に参加者皆で撮影!
体験者の声をyoutubeにてお届けいたします。
ご参加ありがとうございました!
今後の工芸エクスペリエンスについて
今後も日本工芸堂では使う喜びだけでなく、学びや楽しい時間をご提供していく予定です。各種SNSでの情報をお見逃しなく!