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記事: 伝統工芸品をインテリアに。お部屋を彩るこだわりの手仕事

伝統工芸品をインテリアに。お部屋を彩るこだわりの手仕事
#工芸品を使う

伝統工芸品をインテリアに。お部屋を彩るこだわりの手仕事

近年、洋室にも映えるデザインの伝統工芸品が多くなり、家具やインテリアとして注目されつつあります。この記事では、工芸品がインテリアとして人気の理由や、インテリアにおすすめの工芸品を紹介します。暮らしを彩るアイテムとして、伝統工芸品を取り入れてみてはいかがでしょうか。

インテリアに工芸品が人気の理由

手仕事の温かみと希少性

産地の特性を活かし、職人が丁寧に仕上げた伝統工芸品。近年、伝統と現代性が融合した建築が注目され、工芸品はインテリアや家具としても人気があります。

多くの人々が工芸品に魅了される理由は、手仕事ならではの温かみと、世界でひとつだけの希少性です。機械生産された無機質なインテリアとは違い、工芸品は職人が手作業で仕上げているので、一つひとつ微妙に表情が異なります。また、使い込むほどに味わい深くなるので、世界にひとつだけのオリジナルへと変化します。

現代の暮らしに合うモダンなデザイン

洋風な近代建築が多くなったことで、昔ながらの日本建築で使われていたような工芸品は減少傾向にありました。しかし、最近では現代の暮らしにも合うモダンデザインの工芸品も作られるようになり、生活に取り入れる人も多くなってきました。その証拠として、日本を代表する建築家・隈研吾が、職人やデザイナーとコラボレーションした商品を開発するなど、伝統を活かしたものづくりにも取り組んでいます。

インテリアにおすすめの伝統工芸品

それでは、インテリアにおすすめの伝統工芸品を8つ紹介します。暮らしを彩るモダンな工芸品を選ぶ際は、ぜひ参考にしてみてください。

山下工芸のランプシェード

竹の間から漏れる光を楽しむ山下工芸のランプシェード。山下工芸は、竹細工の産地、大分県別府市で、さまざまな竹細工製品を手がけるメーカーです。竹の特性と、竹細工職人たちの技術を知り尽くしているからこそできる、新たな商品造りにもチャレンジしています。

花六ツ目ランプシェードは、花六ツ目編みを愛し、ひたすらに花六ツ目編みで竹細工を生み続けている熟練の職人が編み上げたもの。竹ひごにもこだわりがあり、職人が自ら竹を厳選し、一本一本ひごにつくったものを使用しています。編まれた竹の隙間から柔らかく漏れる灯りは、一瞬で慌ただし時間を忘れさせてくれます。(>商品について詳しく

 

賞美堂の磁器製フィギュア momoco bear

陶磁器の質感と緩やかなフォルムが可愛らしい、つぶらな瞳と目が合う度に心がほっこりとする有田焼のクマのフィギュア。「momoco」は、有田焼の伝統の美を現代に継承する「賞美堂」が手掛ける磁器製フィギュアブランドです。

縁起の良いモチーフとして世界中から愛される「クマ」に有田焼の様々な加飾をしています。インテリアとして日常に寄り添ってくれるだけでなく、結婚祝いや出産祝いなど人生の節目の贈り物としても人気です。(>商品について詳しく

金沢箔の小物入れ

大事な指輪やお気に入りの腕時計など、大切なものをしまっておきたい、純金プラチナ箔の小物入れ。山中漆器の高度なろくろ技術で細かな筋を装飾挽きした小物入れの外側全面をていねいに箔で覆っています。内側は欅(けやき)の美しい木目を活かした拭き漆仕上げ。細やかに挽かれた凹凸と、それに沿う薄く柔らかな箔が、独特の陰影をもたらします。永遠色と久遠色の2個セットは贈答用にもおすすめです。>商品について詳しく

細部までこだわりの詰まった置時計

「時計は時間を伝えるもの」だと決めつけるには惜しい。そんな時計があります。
柔らかな曲線を描くケヤキのフレームに、日本の美を作ってきた技法が静かに存在感を光らせる文字盤。シンプルでコンパクトなスタイルながら、なぜか目がとまってしまう、そんな時計が「はなもっこ置時計」です。
フレームは山中漆器の技術であるろくろ引きで作られたもの。自然な木目がどんなインテリアにも自然になじみます。文字盤は、金沢市二俣町で作られる手漉き和紙をベースに、天然石を砕いて作られる岩絵具を塗り重ねており、インデックスには金箔を使用しています。豊富なカラーバリエーションで、一人一人の好みにあった色が見つかるでしょう。(>商品について詳しく

 

草木染の雛人形

千葉県鎌ケ谷市にある工房 縫nui。特に「森のおくりもの」として知られる草木染雛が魅力的な工房です。
縫nuiの雛人形は合成染料を一切使用せず、天然染料100%で草木染めが施されており、着物の生地も手染めです。コンパクトなサイズと草木染の優しい風合いが現代の家庭にも置きやすく、出し入れも簡単で、今の暮らしに合った雛人形です。(>商品について詳しく

 

廣田硝子のキャンドルホルダー

あたたかなキャンドルの光が揺らめく、廣田硝子のキャンドホルダー。

廣田硝子は明治32年から続く、東京で最も古い硝子メーカーです。駄菓子を入れる容器や金魚鉢、キリンビールやカルピスの宣伝用グラスを生産するなど、古くから日本の硝子産業を第一線でリードしてきました。今でもさまざまな専門家とコラボレーションすることで、全く新しい製品を生み出しています。

そんな廣田硝子の「義山 膠硝子」は、懐かしさを感じる温かい灯りが特徴のキャンドルホルダー。膠硝子とは、ガラスの表面に膠の溶液を塗って作る加工法のことで、膠が乾燥して収縮する際に立体的な模様を作り、すりガラスのように表面を曇らせます。膠硝子の向こうに柔らかくにじむキャンドルの灯りは、人々の心を温めてくれます。(>商品について詳しく

柿沼人形の招き猫

色も素材も新しい木目込み人形の招き猫。江戸木目込み人形の招き猫は、東京手仕事の1つとして生まれました。そのなかでも柿沼人形は1950年の創業以来、雛人形や五月人形など、木目込み人形を作り続けています。

柿沼人形の招き猫は、手触りのよいちりめんを身に纏い、鮮やかな色にはそれぞれに風水的な意味もあります。高さ10cmほどのコンパクトサイズは、リビングや寝室などの狭いスペースにもぴったりです。(>商品について詳しく

鈴甲子雄山の鎧飾り

リビングで優しく見守ってくれる、コンパクトな五月人形の鎧飾り。鈴甲子は、明治時代から続く人形工房で、弓や太刀などを作る武器職人から始まり、徐々に甲冑を手掛けるようになりました。今ではその完成度の高さから甲冑ファン、歴史ファンの間でも人気があります。

そんな鈴甲子が手掛ける鎧飾り『タンゴ侍』や『天賦の兜』などのシリーズは、コンパクトサイズながら細部にまでこだわった本格的な作りが特徴。マンションなど限られたスペースにも収まります。色合いも、ナチュラルなものからシックなものまで、落ち着いた色味が和室洋室問わず馴染みやすいデザインです。五月の節句の時期だけでなく、一年を通して家族を守るアイテムとして飾っておくのもおすすめです。(>商品について詳しく

伝統工芸品でお部屋に彩りを

洋風の現代建築が普及するとともに、伝統工芸品もモダンデザインのものが多くなりました。今では値段も安く、お部屋に彩りを与えるアクセントとしてもおすすめです。手作りで温かみのある、個性豊かな伝統工芸のインテリアを、暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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