古来から伝わる「甲冑」制作の伝統技術を活かした名刺入れ / クラウドファンディング
日本の伝統工芸品の素晴らしさを国内外に幅広く広める信念で、越境ECを始めとした国内外工芸品販売を手掛ける日本工芸株式会社が、日本古来から伝わる甲冑製作技術を受け継ぐ工房と新たなチャレンジを始めます。
埼玉甲冑(埼玉県指定工芸品)の工房『朝比奈』、新進気鋭のデザイナーとタッグを組み、今や数少ない五月人形制作者による高度な伝統技術を活かした「名刺入れ」を開発。この度、CAMPFIREにてクラウドファンディングに挑戦します。
本プロジェクトで、これまで五月人形には馴染みのなかった方々にも伝統文化を身近に感じていただくことで、職人や内職、取引先の安定的な確保と、伝統文化・技術の次代への継承へ繋げたいと考えています。
SAMURAI holderプロジェクト
サムライの勝負へのこだわりと美学が生み出した日本の甲冑の佇まいは、時を超え、国を越え、多くの人々の心を惹きつけます。今回、五月人形の職人と革職人の手によりひとつひとつ丁寧に作られた気品のある名刺入れ『SAMURAI holder』を開発しました。
甲冑製造で使われる技術―革や金属で作られた「小札」という小さな板状のパーツを紐でつなぐ「おどし縅」という技術を、名刺入れの顔となるおもて面に活用。
『SAMURAI holder』は主に3つの素材で構成されています。
1. 革製品としては大変珍しい箱状に加工された革
2. 特殊な表面処理を施した軽くて丈夫なアルミ板
3. 緻密に組まれることで高い靭性を誇る伝統工芸の東京くみひも
カラーバリエーションも豊富です。『漆黒』(黒)、『猩猩緋』(赤)、『江戸紫』(紫)etc…、鮮やかな色合いの東京くみひもを組み合わせることにより、全42パターンの中からお好みの1品をお選びいただくことができます。
直感的に甲冑らしさが感じられる幾何学的な形状と、ずっしりと重厚感のある造り、本物の甲冑を想起させる質感、黒を基調とした中に映える組紐の色味。ひとつひとつ、職人が丹精込めて製作する『SAMURAI holder』は、気品と強い個性をあわせもつ逸品です。ビジネスシーンのおともに、海外取引の重要な商談のお土産に。日本の伝統技術の神髄を極めた名刺入れ『SAMURAI holder』。背景
近年、住環境やライフスタイルの変化、少子化などの影響を受け、節句離れと共に人形の需要が低迷しています。加えて購買時期が限定される節句人形は、事業の継続と継承が難しい状況にあります。その中で、節句人形以外に、通年販売できる新しい製品の開発と、新たな市場開拓が課題となっておりました。
プロジェクト詳細
-
【プロジェクト名】
伝統工芸が結集した 甲冑づくりの技術を未来へつなぐ「名刺入れ」プロジェクト - 【対象URL】https://camp-fire.jp/projects/view/213694
- 【目標金額】500,000円
- 【期間】2020年10月30日(金)〜12月28日(月)
-
【リターン(返礼品)一例】
- 【先着20名様】SAMURAI holder「名刺入れ」(販売予定価格22%引)19,800円
- 【先着10名様】栴檀(せんだん)縅チャーム作りワークショップ限定開催(@工房)6,000円
【あわせて読みたい】 |
> 「伝統工芸の魅力」記事一覧 |