江戸硝子の向こうに揺らめく
あたたかなキャンドルの光を楽しむひととき
江戸硝子の向こうににじむ、
懐かしい灯り
「義山」はギヤマン。ガラスを表す言葉だ。ガラスに写る光のさまざま表情が楽しめるキャンドルホルダーは、乳白色の江戸硝子「大正浪漫硝子」の向こうに、キャンドルの灯りが柔らかくにじむ。その光は、懐かしさすら感じさせ、灯りを囲む人の心も包んでいくようだ。
大正浪漫硝子は、かき氷の器などにも使われ、大正・明治時代に一世を風靡したガラスの製法。廣田硝子が独自に復刻した技法だ。ふんわりと優しい色合いのガラスに、1つひとつ手作業で日本伝統の模様である玉十草をあぶり出した。
キャンドルの光に浮き上がる模様を見る時、懐かしさを感じさせるのは、記憶のどこかにその色味が刻まれているからかもしれない。
台座は国産ヒノキの間伐材。環境にも優しい。製品だけにとどまらない職人のこだわりは、キャンドルの灯りをより優しく見せてくれるだろう。
手造ガラスの老舗が挑む、
新しい硝子の世界
廣田硝子は創業明治32年の老舗ガラスメーカー。戦前戦後と、駄菓子を入れる瓶や金魚鉢、キリンビールの宣伝用グラスなどを作ってきた。現在も手作り感あふれるガラスの製造にこだわり、特に、日本で独自に作られた乳白色のガラス器の復刻が話題になった。
廣田硝子が作る新たな硝子の世界に不可欠だったのは、さまざまな専門家とのコラボレーション。乳白色の江戸硝子を復刻するにあたっては、他のガラス製造業者とも連携して技術開発にあたった。
「一流とコラボする」という姿勢は、義山百景にも生きている。台座は高知県でこだわりの木製品を作っている土佐龍の作。職人同士がつながって、伝統は新しい世界を広げていく。
商品詳細
生産地 | 東京都墨田区 |
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素材 | ソーダガラス、四万十ひのき(間伐材) |
サイズ | 直径8.6×高さ12.3cm |
重さ | 150g |
使用上のご注意
- 強い衝撃は破損につながりますのでご注意ください。
- 火のお取扱いには十分ご注意ください。火を灯す前にキャンドルを箱からお出し下さい。
- 燃えやすい物のそばや倒れやすい所、電気製品の上、熱に弱い机や床などでは使用しないでください。
- 燃焼中、消化直後は容器が熱くなっておりますので、お取り扱いには十分ご注意ください。
- 燃焼時間はおおよその目安のため、環境によって異なる場合があります。また、ハンドメイドのため一つひとつ色や形・量など表情が異なります。あらかじめご了承下さい。用途以外に使用しないでください。