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カート

カートが空です

新光堂

燕三条】越後・燕の技を受け継ぐ──

鎚起銅器に命を吹き込む、職人の眼と手

金属加工のまちとして知られる新潟県・燕市。その地に根ざし、江戸時代より受け継がれてきた伝統技法「鎚起(ついき)」を守り続ける職人たちがいます。一枚の銅板を幾度も鎚で叩き、かたちを起こしていく――その所作は、手仕事の極みとも言えるものです。

とりわけ印象的なのは、着色の工程。職人が温度や表面の変化を目視で見極めながら仕上げる伝統的な発色技術によって、銅は美しい色彩をまとう唯一無二の器へと変化します。鎚目の模様、磨きの風合い、そして発色のゆらぎ──すべてが一点一点異なり、まさに“世界にひとつ”の表情を見せてくれます。

銅の特性である優れた熱伝導性により、冷たい飲み物をひんやりとしたまま楽しめるのも、魅力のひとつ。手にした瞬間から、五感で味わう贅沢な時間がはじまります。

伝統を守りながら、現代の暮らしにも寄り添う燕の銅器。その静かな存在感は、使う人の時間に、そっと美しさを添えてくれます。

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