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カート

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大阪錫器

大阪浪華錫器

他県の伝統工芸士との
革新的なコラボレーション

大阪錫器株式会社は、明治中期、大阪心斎橋に創業した「錫屋」に、今井永吉が修行弟子入りしたことに始まります。伝統的な技術を学んだ永吉は、「今井錫器工場」を創業。その後、代々の代表者が戦前、戦中と、技術保全を計る取組を続けてきました。

現在も伝統工芸士や現代の名工など熟練の職人が伝統の品々を作りつづけています。受け継がれてきた技術を活かし、長く作られてきた酒器や茶器、神具だけでなく、錫の特性を活かしたタンブラーやビールジョッキ、ワイングラスなど、現代の暮らしにあわせた品も製造しています。

「錫」と「漆」、両方の技術と特性が融合

長い伝統を受け継ぎながら、先進的な取り組みにも挑戦するメーカーです。その象徴が、全国の漆産地とコラボレーションした「錫漆」シリーズ。錫の表面に漆を施し、錫と漆の特性を融合させることで、新しく、美しく、使いやすい製品が生まれました。

もともと、錫に漆をのせる技術は伝統的に存在していました。そこで、それぞれの産地の技法を活かして漆を施すことで、輪島、会津、津軽など、日本を代表する漆器産地とのコラボレーションが実現。美しい蒔絵や、錫の地がわずかに見える「変わり塗」など、各産地の特色を存分に感じられる、魅力的な商品となっています。

「すぐ温まり、すぐ冷える」という特性を持つ錫と、「保温性・保冷性に優れる」漆。二つの特徴が融合することで、伝統工芸の職人同士が生み出す、機能性も兼ね備えた新しい「錫漆」が誕生しました。

お酒を愛する方にこそ、より美味しく味わっていただきたい。そんな願いを込めた贈り物として、錫の酒器は最適な逸品です。


Buyer's Voice 代表・松澤斉之より

日本を感じさせる工芸品
だからこそ、世界に発信できる

錫器は神社などでも広く使用されており、海外の方にも日本の魅力を感じていただける伝統工芸品の一つです。しかも、マットな錫の輝きは、クールで洋のシーンにもしっくりと馴染む。もともと、そのままでも人気のある錫器ですが、新たな価値を創造することを目指し、産地を超えたコラボレーションを実現しました。

新しいコンセプトで商品を開発する例は、伝統工芸の世界でも決して少なくありません。しかし、異なる工芸業界の職人たちの心を動かし、共に新たな作品を生み出すことは、容易なことではないでしょう。

それを超えてつながり、新しい価値を生み出す職人たちの情熱とエネルギーには、常に驚かされます。そのような取り組みを続けるブランドを、これからも応援していきたいと考えております。

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