この記事でご紹介するお品>
1.ビールがうまい!
山中塗 漆磨カップ
燕三条のステンレス製本体に伝統的な山中漆器の漆塗りが施された「漆磨」シリーズ。内側の上部は鏡面仕上げで、下部にはらせん状態の磨き筋が施されており、ビールを注ぐ瞬間に美しいクリーミーな泡が生まれます。二重構造により水滴がつきにくく、保冷性も優れているのが特徴です。
・「箔衣」シリーズ
職人が一つ一つ金箔を手作業で貼り合わせる「切り回し」という技法を用いた華やかなお品です。仕上げは山中塗の伝統的な「拭き漆」を施し金箔の表情を活かしています。
・「白檀」シリーズ
ウチキ独自の「漆流し」の手法による、流水のような金粉の模様が美しいお品です。時間とともに漆の色合いが淡く変化していき、愛用しながら育てていく楽しさがあります。
画像内のお品
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2.幕末の萩の歴史を復活させる
萩ガラス・玄武岩ガラス
「萩硝子」は維新前後の時代に萩藩で作られていたガラスです。水晶を原料に作られたガラスは透明度が高く、各地への貿易品や天皇家への献上品、藩主からの下賜品として使用されたといいます。維新の原動力にもなった高杉晋作も萩硝子の切子グラスを愛用し、酒やワインを飲んでいたとか。
そんな萩硝子を復刻したのが現代の「萩ガラス」です。古文書などを紐解きながら当時の製法などを研究。地元笠山で採掘される石英玄武岩を、鉄鋼製造と同レベルの1520℃で長時間溶解。他にはない丈夫な硬質ガラスの製造に成功しました。
萩ガラスの原料である石英玄武岩の色をそのまま出したのが淡い緑の玄武岩ガラス。衝撃にも強く、一流ホテルでも使われるほど強度と美しさを兼ね備えているグラスです。
画像内のお品
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3.コーヒーにこだわりたい
波佐見焼 ekubo
長年にわたり特殊な素材を使用して開発した、まろやかで味わい深いコーヒーが楽しめるセラミック製のコーヒーフィルター。何度でも半永久的に使えるエコで経済的な製品です。
エコな観点からも使われることが多くなったセラミックコーヒーフィルター。ペーパーフィルターに比べコクが出て、キレの良い味わいになる理由は、セラミックの遠赤外線の効果です。セラミック(陶器)は“遠赤外線”を出しており、その遠赤効果でじっくり温めることで、豆本来の味を引き出します。
側面の凹凸カット面は、ろ過構造の役割で従来のセラミックフィルターで目詰まりを解消する「ロータス効果」を取り入れました。表面には50ミクロン(髪の毛一本分)という小さな孔が無数に開いており、穴を通る時にカルキなどの余計な成分が除去され、うまみ成分だけが抽出されます。
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4.煌めく極上の一杯に
江戸切子「蓮華」
「江戸切子の模様の組み合わせの中でこの形が一番美しい」
と伝統工芸士の鍋谷聡さんが語るカットは、光が最も美しく見えるように計算されたデザイン。艶やかに磨き上げられたカット部分はしっとりと光を反射し、いつまでも見飽きません。特に色ガラスを使わない「クリア」は、他の色に比べカットを深くし、より光がひろがるように工夫されています。
「蓮華」のほかに「向日葵」のシリーズもあり、赤・紫・黄などの色は長寿祝いにもぴったりです。
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5.日本酒に合う銀のぐい吞み
東京銀器
日常を特別にする銀のぐい呑。
銀は「お酒を美味しくする」と言われる金属。銀イオンがお酒の分子に作用することで、風味をまろやかにしてくれるそうです。特に日本酒を注ぐと、磨き上げられた銀の輝きをまとって、いつも飲んでいるお酒の味わいが変わります。
東京銀器は銀を金槌で叩いてかたちや装飾をつくる鍛金工芸。森銀器の職人は、1秒で2~3回ほど金槌を振り下ろし、2万回あまり叩くことで、手にしっくりと馴染む丸みを帯びたぐい呑を丁寧に形づくっていきます。職人の魂を2万回打ち込まれた銀器は、お酒好きの人にとってたまらない逸品です。
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