コンテンツへスキップ

カート

カートが空です

樺細工 茶筒 | 輪筒4色茶筒 | 無地皮 |角館伝四郎

 ¥16,500

樹皮の豊かな表情を活かした新たな樺細工の世界

それぞれの木の魅力を、1つの筒で味わう

樺細工といえば、茶筒。桜の樹皮を使った筒は、蓋と容器がぴったりと合わさり、どんな環境でも密閉性を保ってくれます。それこそが樺細工職人が長年培ってきた「型物」の製法が為せる技です。

この技法を活かしながら、現代の暮らしに馴染むものを作ろう、と生み出された新しい商品がこの輪筒です。3つの異なる樹皮を組み合わせて、自然の木が持つ豊かな表情が楽しめる、モダンな筒になりました。桜皮、くるみ、さくら、かえでの皮の組み合わせは、順番によって、たちまち表情を変えます。

4色茶筒は、4種の木の皮をすべて使い、それぞれの組み合わせの妙を楽しむ茶筒です。「無地皮」は上から桜皮の無地皮、くるみ、さくら、かえでが使われており、上にいくにつれだんだん濃くなるグラデーションの美しさは魅力の一つです

伝統的な樺細工の中に、華やかで明るい印象をプラスしてくれます。高い防湿性はお茶だけでなく、薬などの入れ物にも最適です。

樺細工の楽しみは、経年変化にもあります。愛用するごとに深くなる色合いと増していくツヤを楽しみに、使い続けていただきたい一品です。

角館伝四郎

産地と職人の未来を見据えた樺細工

樹皮を加工してものづくりを行う樺細工の産地は、世界でも角館だけといわれています。

その中で角館伝四郎は、嘉永4年(1851年)創業の老舗として歩みを続けてきました。もとは樺細工の問屋でしたが、産地と職人を守り、未来へつなぐという志から自社制作に取り組み始めたのです。

受け継がれてきた技法は変えずに、デザインや用途を現代の暮らしに寄り添う形へと刷新する──。輪筒などの伝統技法を生かしながらも、新しい感性を取り込む姿勢こそが、角館伝四郎の伝承の形です。

山桜の樹皮が見せる唯一無二の表情を磨き上げた樺細工は、日本人の自然観と美意識を映し出すもの。今や世界からも注目され、日本の伝統工芸の真髄を伝える存在へと進化し続けています

商品詳細

生産地 秋田県仙北市
サイズ 直径8.1×高さ11.8cm
重さ 120g
推奨風呂敷サイズ(有料) S

お手入れとご使用上の注意

  • 柔らかい乾いた布で優しく拭いてください。定期的に乾拭きすることで天然の光沢を保てます。
  • 水気や湿った布での拭き取りは避けてください。濡れた場合はすぐに乾いた布で拭き取ってください。
  • 直射日光や高温の場所、湿気の強い場所への長時間の放置は避けてください。樺(山桜の樹皮)が剥離したり変形する恐れがあります。
  • 手で触れることで手の自然な油分が素材に馴染み、深い艶が出てきます。定期的に手で扱うことも良いケアとなります。
  • 汚れがひどい場合は、乾いた柔らかい布でこすって光沢を戻してください。強く擦りすぎないようご注意ください。
  • 加工のない樺細工品は水洗い不可です。
  • 火気や急激な温度変化のある場所に置かないでください。素材の劣化・破損の原因になります。
  • 樺細工は天然の山桜樹皮を用いた工芸品です。同じ型番でも木目や風合いが異なります。自然素材の特性としてご理解ください。
樺細工 茶筒 | 輪筒4色茶筒 | 無地皮 |角館伝四郎
樺細工 茶筒 | 輪筒4色茶筒 | 無地皮 |角館伝四郎  ¥16,500