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カート

カートが空です

綾ガラス 置物 | 金彩象嵌 光琳 扇 大 | 砡金赤 薄黒 | グラスアート黒木

 ¥352,000

光をまとう扇に、琳派の美が息づく。

黒木国昭の代表作ともいえる「光琳」柄をモチーフに、西洋の素材であるガラスを用いて琳派の美を見事に表現した置物です。

末広がりの形は「発展・繁栄」「将来が広がる」ことを象徴する意味をもち縁起物に、黒木国昭が深く想いを寄せる光琳をデザインに用いた日本美をお楽しみいただける作品になります。

一つひとつのガラスピースを丁寧に成形し、融解させて一体化させることで、扇面に統合的な光琳の世界を描き出しています。手仕事ゆえの繊細な表情と、ガラスならではの透明感が響き合い、重厚さと軽やかさを併せ持つ稀有な作品です。

表面には日本の伝統技法「金彩象嵌(きんさいぞうがん)」を施し、金属の輝きをガラスに深く刻み込みました。光を受けるごとにきらめきが移ろい、扇に描かれた梅や花々が静かに息づくかのような気配を感じさせます。

砡金赤(ぎょくきんあか)と薄黒の色調が織りなす対比は、華やかさの中に奥行きを与え、まさにグラスアート黒木の真骨頂。数多く制作されるものではなく、一作ごとに確かな存在感を持つ作品として評価されています。

格調高い佇まいは、住まいや迎賓の空間に相応しく、また法人の記念品や特別な贈答品としてもふさわしい逸品です。

金彩象嵌とは、鉄や銅などの素材表面に細かい彫り込みを施し、その溝に金や銀などの異なる金属を嵌め込んで模様を描く、日本の伝統的な象嵌技法の一種。

グラスアート黒木

現代の名工が紡ぐガラスと日本美の融合

平成元年(1989年)創業、国の卓越技能者「現代の名工」を受賞しているガラス工芸作家 黒木国昭が主宰するガラス工房 グラスアート黒木。

『ガラスで語る日本の美』をテーマに、西洋の素材であるガラスと日本の美意識の融合をめざし、吹きガラスをはじめとした様々な技法で作品を生み出しています。

令和5年には工房創設35周年を迎え、令和7年にはその技術力と功績を認められ『綾ガラス』として宮崎県の伝統工芸品に指定されました。

商品詳細

生産地 宮崎県綾町
素材 ソーダガラス
サイズ (約)幅17×高さ28cm
重さ 約450g
箱形状 桐箱

使用上のご注意

  • 本品は直射日光や高温多湿を避け、安定した環境でご鑑賞ください。
  • 転倒や落下を防ぐため、安定した場所に設置してお取り扱いください。
  • お手入れの際は柔らかな布で優しくお拭きいただき、研磨剤のご使用はお控えください。
  • 耐熱性強化ガラスではありませんので、急加熱(お湯)急冷(冷凍)および衝撃には十分にご注意の上ご使用ください。 
  • 自動食器洗浄機の使用はお控えください。
綾ガラス 置物 | 金彩象嵌 光琳 扇 大 | 砡金赤 薄黒 | グラスアート黒木
綾ガラス 置物 | 金彩象嵌 光琳 扇 大 | 砡金赤 薄黒 | グラスアート黒木  ¥352,000