徳永こいのぼり
【岡山県】
徳永こいのぼりは、手染め友禅捺染などの伝統技法を駆使し、意匠性の高さと現代の生活に適した機能性を兼ね備えた多彩なラインナップを誇ります。その品質の高さから、国内の行事や首相官邸にも飾られ、さらには第32次南極観測隊によって南極の空にも揚げられ、その優れた品質が証明されていると言えのではないでしょうか。国内鯉のぼりシェアno1ブランドでもあります。
創業者の徳永春穂は、美人画で有名な伊東深水に師事し、岡山を代表する日本画家でした。現在も当初の原画をもとにデザインが作成されています。焼け野原の中で一筋の鯉のぼりの姿に感銘を受け、自らも鯉のぼりを描くことから事業を始めました。この想いはいまでも受け継がれ、日本の伝統である「節句文化」を大切に守り続けることが、使命となっています。
鯉のぼりの起源は神事に近く、子どもの誕生や家族の幸せを祈るものです。江戸時代以降、風習として広まり、現代では子どもの成長を祝う行事として愛されています。
徳永こいのぼりは伝統的な手捺染を採用し、職人の手によって丁寧に染められることで、美しい色柄を表現しています。
「伝統とは革新の連続である」という言葉のもと、徳永こいのぼりは変化を柔軟に受け入れ、進化を続けています。家族や地域の絆を深めるお祝い事を通じて、人々がつながりを感じられるよう努め、伝統文化を守りながら新たな幸せを提供し続けています。
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