中国杭州で行われた「china craft week」に参加しました
中国都市別の成長率で10%を超えトップランクの杭州市(上海から1時間強)で開催されたchina craft week(開催:2019年10月24日〜27日)に参加しました。
今回行われたのは3回目。
工場跡地の巨大のスペースをリノベーションして展示場として使用。敷地は展示場のみならず数十のレストラン、工芸工房、アパレル、宿泊施設などアート関連事業者が密集しています。
また周辺のショッピングモールは封鎖中で、これらを再開発していくとのこと。中国都市部でのこのようなリノベ開発の企画が多数あるようです。
china craft weekの出展はフランス、アメリカ、スイス、イギリス、日本など世界中のクリエーターの商品やデザイン品の展示販売が行われました。今回は中国のエージェントが日本の工芸品を集めて販売。日本の工芸品メーカーは20程度です。
日本工芸は山田硝子さんサポートとして参加しました。
販売用に持参した江戸切子は、驚くほど興味を持っていただき、まず初見で「わー、綺麗!」といって眺め、そして写真を撮りまくる、というパターンでした。
多くの方が購入するというわけではないですが、客単は10万を軽く超えていきます。ギフトと自家使用の半々くらい。スマホを当てて画像で検索かけて一瞬で購入サイトを確認している方も多かったです。
山田硝子の山田さんによる実演も行われたので、そこには多くの方が関心をいただき、足を止めて何分もじっくり見ていたのが印象的でした。
職人さんへの敬意を抱いていることを再度強く認識しました。他の都市部でも同種の展開をしてみたいと思います。
多くの取材を受けました。
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