コンテンツへスキップ

ショッピングカート

カートが空です

記事: 贈り物に選びたい工芸箸15選|素材・意匠・箱のしつらえから選ぶ

贈り物に選びたい工芸箸15選|素材・意匠・箱のしつらえから選ぶ

贈り物に選びたい工芸箸15選|素材・意匠・箱のしつらえから選ぶ

贈りものに、お箸を選ぶということ

お箸は、毎日の食事に欠かせない道具です。だからこそ贈りものにするとき、そこには「これからも健やかに食卓を囲めますように」という願いを、さりげなく託すことができます。

ひとくちに工芸箸といっても、漆の艶やかなもの、木の表情をそのまま生かしたもの、螺鈿や蒔絵で華やぎを添えたもの、夫婦で使う二膳組や家族で囲む揃いなど、その姿はさまざまです。本記事では、日本工芸堂が扱う工芸箸のなかから15点を選び、素材や意匠、箱のしつらえ、そして贈る相手との関係から、「この方にはこの一膳」と思い描けるようにご紹介します。

箸を贈ることの意味や縁起、気をつけたい風習については、こちらの記事にまとめています。
箸を贈る意味と縁起|プレゼントの意味・タブーまで徹底ガイド
取り扱いのある工芸箸は、こちらからまとめてご覧いただけます。
工芸箸一覧|贈り物に選ばれる箸をまとめて見る

節目の贈りものに選びたい、格調ある夫婦箸

結婚祝いや結婚記念日、式典にともなう贈答など、あらたまった場面には、産地の技が細部まで行き届いた夫婦箸がふさわしいといえます。まずは、漆の装飾技法が映える三膳からご紹介します。

1. 津軽塗 夫婦箸 七々子塗 夢見月 螺鈿(小林漆器)

津軽塗の七々子塗は、小さな輪の文様が一面に広がる、青森の伝統的な塗りです。幾重にも漆を重ねて研ぎ出すため、丈夫さにも定評があります。そこに螺鈿の細工が加わることで、手元にふとした華やぎが生まれます。

「夢見月」という名の通り、静かな光をたたえた佇まいは、新しい暮らしを始めるおふたりへの贈りものによく似合います。

  • 素材・技法:津軽塗(七々子塗)、螺鈿
  • セット内容:夫婦箸(二膳一組)
  • おすすめの贈答:結婚祝い、結婚記念日

2. 輪島塗 夫婦箸 溜遠山 蒔絵(大藤漆器店)

輪島塗は、堅牢な下地づくりから加飾までを分業の職人たちが担う、石川県輪島の漆器です。この夫婦箸には、漆で描いた文様に金銀の粉を蒔く「蒔絵」の技法で、遠山の景色があしらわれています。

漆の深い艶と蒔絵の景色は、格式を大切にしたい贈答の場面にふさわしい存在感があります。ご両親への記念日の贈りものにも選ばれています。

  • 素材・技法:輪島塗、蒔絵
  • セット内容:夫婦箸(二膳一組)
  • おすすめの贈答:式典にともなう贈答、ご両親への記念日祝い

3. 輪島塗 夫婦箸 五角 梨地(大藤漆器店)

断面が五角形のお箸は、「合格」に通じるとされ、縁起のよい形として親しまれています。指あたりが安定し、手に馴染みやすいのも五角の持ち味です。

梨の果皮のような細かな粒子が光る「梨地」の仕上げは、光沢を抑えた落ち着きがあり、年齢を問わず長く使っていただけます。合格祝いや長寿祝いなど、節目の贈りものにどうぞ。

  • 素材・技法:輪島塗、五角、梨地仕上げ
  • セット内容:夫婦箸(二膳一組)
  • おすすめの贈答:合格祝い、長寿祝い、記念日

毎日の食卓になじむ、使い心地のよい箸

贈られた方が毎日手に取るものだからこそ、使い心地のよさで選ぶという考え方もあります。ここでは、日々の食卓で活躍する三点をご紹介します。

4. 屋久杉 ねじり箸 2膳セット

樹齢を重ねた屋久杉は、木目の細かさと独特の風合いで知られる素材です。ねじりの意匠は見た目の変化だけでなく、指がかかりやすく、握ったときの安定感にもつながっています。

屋久杉は「厄が過ぎる」に通じるとして、縁起物としても好まれてきたと言われます。木の温もりを好む方や、長寿祝いの贈りものに向いています。

  • 素材・技法:屋久杉、ねじりの意匠
  • セット内容:二膳セット
  • おすすめの贈答:長寿祝い、木の風合いを好む方への贈りもの

5. 若狭塗 ペア箸 八角 桐箱入り 黒檀(マツ勘)

硬く緻密な黒檀を素地に、福井県小浜の若狭塗で仕上げた八角のペア箸です。黒檀ならではの重みのある手応えと、八角の持ちやすさが、日々の食事を静かに支えてくれます。

桐箱に納められているため、あらたまった贈答の場面にも安心してお選びいただけます。

  • 素材・技法:若狭塗、黒檀、八角
  • 箱・セット内容:桐箱入り、ペア箸(二膳)
  • おすすめの贈答:長寿祝い、記念日

6. 越前漆器 夫婦箸 箸置付 やすらぎ(越前漆器株式会社)

1500年におよぶ歴史をもつとされる福井県鯖江の越前漆器。「やすらぎ」の名の通り、装飾を抑えたおだやかなデザインで、和洋を問わずどんな食卓にもなじみます。

箸置きが添えられているため、贈られたその日から食卓のしつらえが整います。結婚祝いや新築・引越祝いなど、新しい暮らしの始まりに寄り添う贈りものです。

  • 素材・技法:越前漆器
  • セット内容:夫婦箸(二膳)、箸置き付き
  • おすすめの贈答:結婚祝い、新築・引越祝い

素材や意匠に、贈る理由を見つける箸

素材の希少さ、塗りの表情、文様にこめられた願い。贈る相手の顔を思い浮かべながら、「この方に贈る理由」を意匠のなかに見つけていただける九点です。

7. 屋久杉 高級箸 2膳セット(油木仕様)

屋久杉のなかでも、樹脂分を多く含む「油木」と呼ばれる部分を用いた二膳セットです。しっとりとした質感と深い色合いがあり、使い込むほどに風合いの変化を楽しめます。

時間とともに味わいを増していく素材は、長い歳月を重ねてこられた方への贈りものにふさわしいといえます。

  • 素材・技法:屋久杉(油木)
  • セット内容:二膳セット
  • おすすめの贈答:結婚祝い、長寿祝い

8. 津軽塗 夫婦箸 七々子塗 藍・茜

七々子塗の輪の文様を、藍と茜の二色で仕立てた夫婦箸です。落ち着いた藍と、あたたかみのある茜。並べたときの色の対比が美しく、ふたりの食卓に静かな彩りを添えます。

研ぎ出しを重ねる津軽塗は、日々使う道具としての丈夫さにも定評があります。結婚祝いのほか、新居での暮らしを始めるご夫婦への贈りものにも。

  • 素材・技法:津軽塗(七々子塗)
  • セット内容:夫婦箸(藍・茜の二膳)
  • おすすめの贈答:結婚祝い、新築・引越祝い

9. 津軽塗 夫婦箸 唐塗 藍・桃

唐塗は、津軽塗のなかでもっともよく知られる塗りで、色漆を幾層にも重ねて研ぎ出した斑文様が特徴です。同じ模様がふたつとない、偶然の表情も楽しみのひとつです。

藍と桃のやわらかな配色は、あらたまりすぎず、日々の食卓に取り入れやすい佇まいです。結婚祝いはもちろん、おふたりで自分たちのために選ぶのもよいものです。

  • 素材・技法:津軽塗(唐塗)
  • セット内容:夫婦箸(藍・桃の二膳)
  • おすすめの贈答:結婚祝い、記念日、ご自身への一膳

10. 輪島塗 夫婦箸 梅沈金

沈金は、漆の面に刃物で文様を彫り、金を沈める輪島塗の加飾技法です。この夫婦箸には、春を告げる梅の花があしらわれています。

梅は寒さのなかで花を開くことから、慶びの意匠として古くから親しまれてきました。ご両親への結婚記念日の贈りものなど、感謝を伝えたい場面によく選ばれています。

  • 素材・技法:輪島塗、沈金(梅の意匠)
  • セット内容:夫婦箸(二膳一組)
  • おすすめの贈答:ご両親への記念日祝い、あらたまった贈答

11. 輪島塗 五膳入箸 乾漆 5色セット

深みのある五色を揃えた、五膳入りの箸セットです。家族それぞれが自分の一膳を持てることは、日々の食卓に小さな楽しみをつくってくれます。

落ち着いた色合いは、世代を問わず使いやすい佇まいです。新築祝いをはじめ、ご家族への贈りものにもおすすめです。

  • 素材・技法:輪島塗、乾漆
  • セット内容:五膳入り(5色)
  • おすすめの贈答:ご家族への贈りもの、新築祝い

12. 津軽びいどろ×若狭塗 夫婦箸 まつりはなび 箸と箸置セット

若狭塗の夫婦箸に、津軽びいどろの箸置きを合わせた、産地の垣根を越えたセットです。夏の夜空にひらく花火を思わせるガラスの色合いが、食卓に季節の情景を運びます。

漆とガラス、ふたつの日本の手仕事をひと箱で贈れることから、海外の方への贈りものにも喜ばれています。

  • 素材・技法:若狭塗(箸)、津軽びいどろ(箸置き)
  • セット内容:夫婦箸と箸置きのセット
  • おすすめの贈答:海外の方への贈りもの、結婚祝い

13. 越前漆器 夫婦箸 箸置付 無病息災

六つの瓢箪をあしらった「六瓢(むびょう)」の文様には、「無病」に通じる語呂から、健康と長寿への願いがこめられています。願いをそのまま意匠にした、贈りもののためのような夫婦箸です。

箸置きも添えられており、ご両親の健康を願う贈りものや長寿祝いに、言葉にしにくい気持ちを託すことができます。

  • 素材・技法:越前漆器、六瓢の文様
  • セット内容:夫婦箸(二膳)、箸置き付き
  • おすすめの贈答:長寿祝い、ご両親への贈りもの

14. 若狭塗 桐箱入 置貝 大サイズ

貝のきらめきを生かした若狭塗の箸です。角度によって光の表情が移ろい、手元にささやかな華やぎを添えます。

夫婦箸の形式にとらわれず、大切なおひとりへ一膳を選んで贈る。誕生日や長寿祝いに、そんな選び方も似合うお箸です。

  • 素材・技法:若狭塗、置貝
  • 箱・セット内容:桐箱入り(大サイズ)
  • おすすめの贈答:誕生日、長寿祝いなど、おひとりへの贈りもの

15. 江戸唐木 八角箸 大

唐木と呼ばれる硬く緻密な木材を、職人が八角に削り出したお箸です。塗りに頼らない木そのものの色艶と、指先に伝わる確かな手応えが持ち味です。

八角の面は指に心地よくかかり、細かなものもつまみやすい形といえます。装飾を求めない方や、道具としての使い心地を大切にする方への贈りものに向いています。

  • 素材・技法:唐木、八角
  • おすすめの贈答:日常使いを楽しむ方への贈りもの、ご家族へのお祝い

贈る相手と場面から選ぶ、工芸箸の選び方

15点を前に迷ったときは、次の四つの視点から考えると、贈る相手に似合う一膳が見えてきます。

  • 贈る場面:結婚祝いなら夫婦箸、長寿祝いなら縁起の意匠や落ち着いた色、新築・引越祝いなら箸置き付きのセットなど、場面から絞ると選びやすくなります。
  • 本数:おふたりへは夫婦箸、ご家族へは複数膳の揃い、おひとりへは一膳。贈る相手の顔ぶれに合わせて選びます。
  • 素材と形:漆の艶か、木の風合いか。八角や五角は手になじみやすく、縁起の意味をもつ形もあります。
  • 箱のしつらえ:桐箱や化粧箱など、箱の仕立ては贈答の印象を左右します。あらたまった場面ほど、箱の格も合わせて確かめたいところです。

箱の仕様や名入れの可否は商品によって異なります。各商品ページの案内をご確認ください。

長く使うために

工芸箸は、丁寧に扱うことで長く美しく使い続けられます。お手入れの基本は、次の通りです。

  • 使用後は、やわらかいスポンジと中性洗剤でやさしく洗い、水気を拭き取って乾かします。
  • 長時間の浸け置きや、食洗機・乾燥機の使用は、木地や塗りを傷める場合があります。
  • 食洗機対応の表記がないものは、手洗いをおすすめします。
  • 素材や仕上げによってお手入れの方法は異なるため、各商品ページの案内をご確認ください。

工芸箸との出会いに

ここまで、素材や意匠、贈る場面の視点から15点の工芸箸をご紹介してきました。毎日手に取る道具だからこそ、贈る相手を思って選んだ一膳は、食卓のたびに気持ちを伝え続けてくれます。

▶︎工芸箸一覧|贈り物に選ばれる箸をまとめて見る

贈る相手のことを思いながら、その方に似合う工芸箸との出会いが訪れますように。