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TAKUMI Collection

久留米絣

TAKUMI Collectionは、日本の伝統技術を現代の暮らしの中で活かすことを目指して生まれたブランドです。福岡県筑後地方で約200年受け継がれてきた「久留米絣」の魅力を、今の生活に合うかたちで届けたいという想いから始まりました。

久留米絣は、糸の段階で柄を設計し、染め分けてから織り上げる「先染め」の技法によって作られる木綿織物です。30以上の工程を経て生まれる繊細な“かすれ”や“ゆらぎ”は、機械では再現できない独特の表情を持ちます。さらに、吸水性や通気性に優れ、夏は涼しく冬は暖かいという、日本の気候風土に適した機能性も備えています。

TAKUMI Collectionでは、この伝統素材を日常の道具として提案しています。代表的なアイテムであるベビーパンツ「もんぺっぺ」は、赤ちゃんの肌をやさしく守る久留米絣の特性を活かしながら、成長に合わせて形を変えて長く使える設計が特徴です。およそ3年間着用できる工夫が施されており、子どもの成長とともに寄り添う一着となっています。

伝統技術を守るだけではなく、現代の暮らしに自然に溶け込むかたちで届けていくこと。TAKUMI Collectionは、職人の技と新しい発想をつなぎながら、これからの生活にふさわしい工芸の可能性を提案するブランドです。


Buyer’s Voice 代表・松澤斉之より

展示会で初めて拝見したとき、久留米絣の繊細な柄や色合いが、現代の暮らしに自然と溶け込むかたちに仕立てられていることに強い魅力を感じました。伝統素材をそのまま見せるのではなく、日々使いやすい品へと丁寧に整えられている点が印象的でした。

TAKUMI Collectionの特徴は、品々を見たときに「どんな場面で使うのか」が自然と想像できるところにあると思います。久留米絣という素材の魅力を理解したうえで、暮らしの中で実際に使われる道具として形にしている。その姿勢が、製品からも伝わってきます。

代表の榎本さんが大切にされているのは、久留米絣という素材を暮らしの道具として活かす視点だと感じました。使う場面を思い描きながら設計された品々からは、細やかな配慮や使い勝手への気づかいが感じられます。

久留米絣を基軸とした品揃えが、これからどのように広がっていくのかも楽しみです。伝統素材の魅力を、現代の生活の中で自然に感じさせてくれるブランドとして、日本工芸堂でもご紹介していきたいと思います。

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