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田島硝子

江戸硝子

田島硝子は、江戸硝子の製造元としても、江戸切子の工房としても知られる。創業は1956年。多くの職人を抱え、さまざまなガラス製品を作り続けてきた。大量生産の時代に、一つひとつ職人が作る手作りガラスにこだわり続け、受け継がれた伝統技術を、さらに進化させようという心意気も、ガラスとともに磨き続けている。

進化しつづける江戸硝子・江戸切子の技術

日本工芸堂/田島硝子黒い被せガラスや、信じられないほど薄いガラス、江戸硝子と江戸切子の伝統技法のコラボレーション。田島硝子は常に、革新的なチャレンジを続け、1万を超える製品を作り続けてきた。その田島硝子の名が世界に知られるようになったのは、富士山が世界文化遺産に登録されたことがきっかけのひとつだ。
世界文化遺産登録を記念して作られたのは、富士山を模した形のグラス。そこには、富士山の特徴の一つである宝永火口のくぼみがリアルにあしらわれた。さらに、被せガラスにサンドブラストで富士山の雪景色を表現した富士山祝盃、飲み物を注ぐと、底に富士山が浮かび上がる富士山グラスなど、今では、海外の方にもお土産として求められる商品を次々と開発したのだ。
「これまで培ってきた技術を組み合わせ、さらに工夫と技術開発を行った結果です」と田島硝子の社長は語る。その言葉には、過去と今を常に超えようとすることで、進化し、受け継がれてきた伝統工芸に携わる人だからこその強さを感じる。次は、どんなガラスの世界で、我々を驚かせてくれるだろうか。

Buyer's Voice 代表・松澤斉之より

職人の情熱は、
時代も文化も超えて愛される逸品を作る

伝統工芸の担い手は、ときに、どんなものづくりの現場に携わる人より、イノベーティブであることは、多くの職人と話してきた経験から、よく知っていると自負している。彼らは一様に伝統技術を深く知っているだけでなく、最先端の技術も、現代ならではの感性もよく学んで、いかにして伝統と共存させるかを考えていた。

田島硝子の職人たちも、やはり、技術を受け継ぐことだけに力を注いではいない。過去よりも今、今より未来に、より自らの技術が最高であるように、常に新しい技術開発に挑戦している。そこにある情熱こそが、伝統工芸を輝かせ、時代を超え、文化を超えて「美しい」「素晴らしい」と思わせる秘訣になっているのだろうと思う。

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