信州経木shiki
森と人の暮らしをつなぐ──経木をはじめ地域材を活かした持続可能なものづくりに挑む。
信州経木shikiを展開する株式会社やまとわは、長野県伊那市を拠点に「森をつくる暮らしをつくる」を理念に掲げ、地域の森林資源を活かしたものづくりを行う企業です。
代表の中村博さんは、郵便局員から木工職人に転身し、日本の森が抱える課題と向き合う中で、2016年に同社を設立。
日本の森林は国土の約3分の2を占めますが、戦後の木材需要の変化や輸入材の増加により、手入れされないまま荒廃が進む森も少なくありません。
やまとわはこうした現状に対し、間伐材や地域材を使った家具づくりや森林整備を通じ、持続可能な森づくりに貢献しています。
特に注目すべきは、60年前まで食品包装に広く使われていた「経木(きょうぎ)」の復活です。地元・伊那の価値がつきにくいアカマツを活用し、プラスチックに代わるエコでサステナブルな包装材として信州経木Shikiを生産。
一枚一枚が自然と人の営みをつなぎ、豊かな森の循環に寄与しています。「この薄い経木一枚から世界の森林を変えたい」という想いのもと、やまとわは地域や国境を越え、森と暮らしの未来を見据えた挑戦を続けています。
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各種クレジットカードの他、銀行振込、コンビニ決済等もご利用可能
