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カート

カートが空です

桐生織 絹織ガラスパネル製作元、2社

桐生絹織(きりゅうけんしょく)

昭和15年、牛膓清吉氏により創業し、昭和23年に法人化された桐生絹織は、群馬県桐生市に拠点を置く老舗の織物工場です。

戦後はヨーロッパや北米に向けた高級毛皮用裏地などの特殊織物を手掛け、その高い技術力で海外からも高い評価を得てきました。昭和10年代に建てられたノコギリ屋根の工場は、南北26メートル・東西43メートルという桐生最大規模を誇り、現在も現役で稼働しています。

現在は国内アパレルブランドとの共同開発により服地を中心に生地づくりを展開。代表であり桐生織物協同組合の理事長も務める牛膓章氏は、「高速量産では表現できない手作業の味わいこそがジャカード織の本質」と語ります。

その信念のもと、昔ながらの織機で時間をかけて丁寧に織り上げることで、豊かな表情を持つ布が生まれます。さらに営業担当者も工場で技法を学び、クライアントとの柔軟な対話を通じて信頼関係を築くことを大切にしています。

芸術と技術を重ね合わせ、伝統を未来へ紡ぐ姿勢が桐生絹織のものづくりを支えています。


イワノ硝子

石川県加賀市に拠点を置くイワノ硝子有限会社は、2007年に創業し、合わせガラスの製造を起点に独自の技術を発展させてきた企業です。樹脂コーティングガラスや樹脂被装技術を確立し、小ロット・多品種での曲げガラス加工や、食洗機対応型ガラス食器の開発など、新しいものづくりへ挑戦を続けています。

同社の大きな特徴は、日本各地の伝統工芸や文化とガラス加工技術を融合させてきたことにあります。西陣織や加賀友禅、大島紬、和紙、さらには書道作品など、感性豊かな素材をガラスに閉じ込めることで、建築素材からインテリア、テーブルウェアまで多彩な製品を生み出してきました。

透明感あふれるガラスに布や箔の意匠を組み合わせることで、飛散防止やUVカットといった機能性を備えながら、工芸品としての美しさを引き出すことに成功しています。伝統文化の持つ魅力を新たなかたちに変換し、現代の暮らしへと橋渡しする存在として注目されています。

イワノ硝子は、ガラスという素材を通じて、日本の工芸と文化に新しい可能性を広げ続けています。

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