越前漆器株式会社

福井県鯖江市に拠点を置く越前漆器株式会社は、1938年の創業以来、越前漆器の伝統と技を現代へと受け継いできました。初代・森下維織が森下漆器店を興し、業務用の膳や椀の製造販売を始めたのがその原点です。
その後、家庭用・贈答用漆器を展開する「光琳堂」の屋号を経て、1960年に法人化。以来、食卓を彩る多彩な漆器を生み出し続けています。
平成天皇の即位の礼「饗宴の儀」では、膳や椀など360組におよぶ漆器揃えを手がける栄誉を担い、その高い技術力は国内外で高く評価されています。
丈夫で機能的であることはもちろん、「暮しを楽しむ、食卓を楽しむ食器づくり」をコンセプトに、現代の暮らしに寄り添う器を提案。伝統を礎にしながらも、新しい感性を取り入れた漆器づくりに挑み続けています。