浅田漆器工芸
工房では、伝統的な木地(ろくろ挽き)から漆を塗る作業までを手がけ、国産の木を使用した身近な山中漆器を提案しています。実際の生活の中で漆器を使って木のぬくもりを感じていただけるよう願っており、漆器の伝統を受け継ぎながらもカジュアルな作品も多く取り揃えています。
浅田漆器工芸は、浅田京作が山中温泉大内村で木地職人の技術を学び、木地師としての道を歩み始めました。10人の弟子を育成し、その後は長男の浅田孝夫が父親の後を継いで兄弟三人で高度成長期を支えてきました。浅田孝は1977年に漆器の製造販売を行う浅田漆器工芸を設立しました。
浅田漆器工芸では、日常生活で身近に使える国産の漆器を製造から販売まで手がけています。山中のロクロの高度な技術を活かして木地作りを行い、漆を塗って拭く「拭き漆」や「目はじき塗り」などの技術を駆使した漆器や手塗りの叢雲塗など、さまざまな商品を取り扱っています。
お客様に高品質な漆器を提供するとともに、木の温かさや伝統の価値、山中漆器の魅力を感じていただけるよう心掛けています。