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和風月名のしつらえ|時間で愉しむ工芸

和風月名とは

和風月名とは、日本で古くから使われてきた月の呼び名です。
睦月(むつき)や弥生(やよい)といった名称は、旧暦をもとに、自然の移ろいや人々の暮らしに寄り添って名付けられてきました。

現代では1月、2月といった数字で月を捉えることが一般的ですが、和風月名には、それぞれの時期の情景や営みが込められています。

単なる呼び名ではなく、「時間の意味」を表す言葉ともいえるでしょう。日本の季節には、二十四節気や七十二候といった自然の変化を表す区分もあります。これらが自然の移ろいを捉えるものであるのに対し、和風月名は人の暮らしや営みに寄り添った言葉といえます。

>詳細の記事:和風月名とは?旧暦・二十四節気・七十二候との違いをわかりやすく解説

 

和風月名 一覧

和風月名の特徴は、時の変化を意味のあるものとして捉えている点にあります。たとえば、弥生は草木が生い茂る様子を表し、卯月は花が咲く季節を示します。そこには、自然とともに暮らしてきた日本人の感覚が息づいています。

時間に名前を与えることで、その時期にふさわしい過ごし方や変化に気づくことができます。和風月名は、そのための手がかりともいえる存在です。各月の呼び名を一覧にいたしました。

  • 睦月/むつき(1月)― 新年を迎え、家族や親しい人々が仲むつまじく集う月
  • 如月/きさらぎ(2月)― まだ寒さが残り、衣をさらに重ね着する月
  • 弥生(やよい)(3月)― 草木がいよいよ生い茂り、春の訪れを感じる月
  • 卯月/うづき(4月)― 卯の花(ウツギ)が咲き誇る、春たけなわの月
  • 皐月/さつき(5月)― 早苗を田に植える、農の始まりの月
  • 水無月/みなづき(6月)― 「水の月」の意で、田に水を張る時期を表す月
  • 文月/ふみづき(7月)― 七夕に詩歌や文を書き、星に願いを込める月
  • 葉月/はづき(8月)― 葉が落ち始める頃とされ、季節の移ろいを感じる月
  • 長月/ながつき(9月)― 夜が少しずつ長くなり、秋の深まりを感じる月
  • 神無月/かんなづき(10月)― 全国の神々が出雲に集うとされる月
  • 霜月/しもつき(11月)― 霜が降り始め、冬の気配が近づく月
  • 師走/しわす(12月)― 師(僧)も走るほど慌ただしい、年の瀬の月

それぞれの名前には、その時期の自然や行事、人々の暮らしが映し出されています。

*リンク先でのページは順次公開してまいります。

 

日本工芸堂の考え方

日本工芸堂では、この和風月名の考え方をもとに、工芸品をご提案できるよう心がけています。日々の暮らしの中で使われることで価値が生まれる工芸は、その使い方もまた、季節や時間によって変わっていきます。

それぞれの月の意味に寄り添い、その時期にふさわしい道具や贈り物を選ぶ、そうした視点から、和風月名をもとに工芸品をご紹介しています。

暮らしを整える道具として、あるいは想いを届ける贈り物として、それぞれの月の時間を、どうぞお愉しみください。