創業150年の老舗が作る
世界が認める鉄瓶
鉄瓶の良さを日常使いにする贅沢
南部鉄器の代表商品「鉄瓶」は茶道具の一つだ。直火にかけられた時、鉄が湧出するよう、高温で焼入れしている。鉄瓶で沸かしたお湯はまろやかで、いつものお茶の味がひと味もふた味も変わり、その味わいの違いに驚く人も多い。
それは日本人だけではない。世界が、南部鉄瓶がもたらす深い味わいを愛し、鉄瓶を育てる楽しさに魅了されている。
そんな鉄瓶の魅力を、伝統の形状に和の色合いをプラスして発信したのが及富の鉄瓶だ。長年の歴史に培われた形状は、伝統的ながら使いやすくスマート。つややかなパール感のある赤い鉄瓶は、白の向こうに透ける鮮やかな紅色がモダンな印象だ。
「良質の鉄瓶はお湯を沸かすときれいなチンという音がする」という。お湯を沸かすほんのひととき。静けさを楽しむ時間も楽しませてくれる、一生ものだ。
茶道具を作る職人の技を伝える南部鉄器の老舗
南部鉄器の産地の中でも「及富」がある水沢地区は、古くから茶道具を作ってきた。及富の創業は嘉永元年(1848)。南部鉄器の歴史と共に歩んできたメーカーだ。
多くのメーカーが製造を分業する中、及富はデザイン、鋳造から仕上げ、販売まで、一貫して行っている数少ないメーカー。だからこそ、鉄の特性を活かし、美しさを際立てるため、職人たちが受け継いできた技が、1つの鉄瓶の中に込められているのだ。
茶は日本において、毎日の暮らしの中に浸透しているもの。だからこそ、職人たちは、姿の美しさだけではなく機能性も追求して、技を磨いてきた。それが世界が南部鉄器を認め、多くの人に求められる所以なのである。
商品詳細
生産地 | 岩手県奥州市 |
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素材 | 鉄 |
サイズ | 縦9 × 横 15 cm |
容量 |
0.5L(満水容量)
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重さ | 1000g |
使用上のご注意
- 強い衝撃は破損につながりますのでご注意ください。
- 鉄瓶の中はホーロー加工ではなく酸化被膜仕上