漆と金属のコラボレーションが生んだスタイリッシュな酒器
手にしっくり馴染む、異素材の酒器
すっと広がるラインと、色の変わり目に入った節のようなふくらみ。それは、まるで竹のようだ。バンブーと名づけられたカップは、日本酒の香りを引き出してくれる。白い部分は山中漆器。漆器の口当たりはやわらかく、しっくりと手に馴染む。
下にマットな輝きを見せているのは真鍮。高い技術で仕上げられた金属は、なめらかに漆部分とつながる。で鮮やかに白く輝くのは真鍮。それにより、細身ながら、安定感のあるカップになっているのだ。さらに節の部分が指にかかり、より使いやすいシルエットになっている。
異素材でありながら、自然に馴染む上品で美しい佇まいは、お酒のシーンを上品に引き立たせてくれるだろう。女性にもぜひ、使っていただきたい。
世界に日本伝統工芸の魅力を発信する喜泉
2017年12月1日~2018年1月31日、パリにある一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会のショールーム「ESPACE DENSAN」で、日本酒をテーマにした企画展が開催された
そこに、日本酒を楽しむ酒器の1つとして招待されたのが、kisen。高岡銅器のメーカーとして知られる喜泉を代表するブランドだ。喜泉がこだわっているのは、伝統に裏打ちされた技術と美意識を、どのように使い勝手に反映させるか。
高い技術を駆使し、美しいスタイルで表現しながら、使い手の立場に立って、暮らしの中で使いやすい製品に作り上げることを重視しているのだ。
そのための1つとして取り入れたのが、山中漆器とのコラボレーション。柔軟な姿勢で、さまざまな素材や技術と共演することで、私たちの暮らしを鮮やかに彩る器を生み出している。
商品詳細
生産地 | 富山高岡市 |
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素材 |
水目桜、真鍮 (材質) 食器用ウレタン、ナノガラス(表面) |
サイズ | 直径6×高さ11cm |
重さ | 150g |
使用上のご注意
- 強い衝撃は破損につながりますのでご注意ください。